大阪・和泉市久保惣記念美術館は今年(2026年)7月5日から特別展「初!全点一挙公開 久保惣の西洋絵画—モネ、ルノワール、ゴッホをはじめとして—」を開催する。10月4日まで。

クロード・モネ「睡蓮」1907年

特別展で公開されるクロード・モネ「睡蓮」1907年

同館は和泉市の市立美術館。明治時代から綿業を営み、泉州有数の企業として発展した「久保惣(久保惣株式会社)」が美術品、建物などを寄贈して1982(昭和57)年に開館した。日本と中国の絵画、書、工芸品など東洋古美術を中心に現在約1万3000点のコレクションを所蔵している。

同展は今年、同市が市制施行70周年を迎えることを記念した企画で、モネ、ルノワール、ドガの印象派作品をはじめ、ロダンの彫刻、ゴッホ、ルオー、モディリアーニ、ピカソ、マティスなどの油彩画や版画など所蔵する西洋美術の全点(25点)を一挙に公開する。さらに「ひろしま美術館」(広島市中区基町)の協力を得て、モネの「セーヌ河の朝」も特別出品される。

これまで、久保惣記念美術館の西洋美術は常設展示室で作品の入れ替えを行いながら展示してきており、一挙に全点公開するのは今回が初めて。

会期中の7月25日午後2時からは施設内の「久保惣Eiホール(音楽ホール)」で、講演会「作品と場所 モネ、ルノワール、ロートレック、ピカソの地を訪ねると」が行われる。講師は同館の河田昌之館長。当日美術館入口で午後1時半から入館券の提示で配布される整理券が必要で、先着120人で入場制限を行う。

久保惣Eiホール(音楽ホール)

久保惣Eiホール(音楽ホール)

入館料や休館日などの詳細は同館のウェブサイトや同展のプレスリリースで。