すごい!8月植えのひょうたんに実がなりました!
by 丸黄うりほ
2021年ヒョータニストの一人、和泉市のヤマミーさんから、またまたうれしいビッグニュースが届きました!なんと、8月に定植したひょうたんが結実したとのこと!これはすごい。ほとんど信じられないレベルの快挙です。
ヤマミーさんの7月植えのひょうたんに実がついたことは、8月3日(567日目)の日記で紹介しました。ひょうたんはゴールデンウィーク前後に定植するのが標準で、遅くても6月には定植しないと育たないと思い込んでいた私は、びっくりすると同時にものすごく感動しました。
さらに、ヤマミーさんから「これから」、つまり8月になってから、定植しようと考えている苗があると聞いたときはさらに驚きました。まずは「よくこのひょうたんたち、8月まで苗ポットのままで枯れずに生きていたなぁ」と思いましたし、「ここまできたのだからやってみて!ダメモトだし」と思ったのです。
それが、なんとみごと結実!写真①がその苗「ヤオ」の実です。まだ小さいけれど、とてもいい形。たまらなく可愛いです!
7月植えどころか、8月植えでもひょうたんは実をつけるのですね。自分のささやかな経験と、本やネットで仕入れた知識だけでは、このようなケースにめぐりあうことはまずありませんでした。
ひょうたんの生命力のすごさ、ヤマミーさんの緑の指とひょうたん愛。そして、私自身は「最初からダメだとあきらめないで、やってみることの大切さ」にも気づかされました。まさに、ひょうたんから人生訓までもらいました……(感涙)。
写真②は、現在のヤマミーさん宅のプランターのようすです。左から5月植えの千成ひょうたん「センナ」、次が7月植えの千成「マルコ」、三つ目のプランターが8月植えの「ヨロズ」と「ヤオ」です。
5月植えの「センナ」の実はもうだいぶ白っぽくなってきていますね。このくらい白くなってきたら収穫の日も近そうです。7月植えの「マルコ」もたくさん実をつけていますね。花のつぼみもいっぱいあります。
ヤマミーさんによると「ヤオ」は、おそらく千成ではなくて、ふじっこさんからもらったタネ、百成ひょうたんだろうということでした。そういえば、クチバシのように口部が長くて、くびれの強い、特徴的な同じ形をしています。ヤマミーさんが第4種郵便を使って京都の友人に届けたというひょうたんの苗も、つい先日結実して、それがやはり同じ形です(写真③)。信州の奥田さん宅で結実した百成もまったく同じ形をしていました(7月26日、561日目)。昨年の「やっちゃん、まーくん」から受け継いだ遺伝子の強さを感じます。
ところで、8月4日(568日目)の日記で紹介したヤマミーさんの親戚宅の千成ひょうたんは、早くも加工されて多肉植物のフラワーポットになっていました!急いで収穫したので表皮がまだ薄いんじゃないかと危惧していたのですが、こちらも私の老婆心を吹き飛ばす仕上がりです。
早採りして実が崩壊してしまったという例にはたくさん巡り会ってきましたが、こんな例に会えたのは初めて。
「最初からダメだとあきらめないで、やってみることの大切さ」復唱。思いがけないうれしさで、石頭にくらったダブルパンチ。
ありがとう、ひょうたん!ありがとう、ヤマミーさん!
(583日目∞ 8月26日)