なんとかなるでしょう 

by 奥田亮

一番乗りの百成。いい形です。ふじっこさんありがとう。

千成も着々と実ができています。やっぱりかわいいです。

7月も後半に入り、信州ひょうたん組もいよいよ開花、着果が始まりました。一番乗りの百成は首が少し長めの、水筒によさそうな形に成長してきました。雌花も次々開花して受粉しています。千成も数個実が育ち始めました。ひょうたん型のヒョウタンはなかなか順調です。それに反してIPU、UFOは蔓を伸ばすばかりで雄花でさえまだ付きません。丸黄さんも蔓ボケを心配されておられましたが、どうも大型品種は少し遅いのではないかと思われます。

そういえば、IPUの種をいただいたユカリさんから、昨年実がならないとの相談をお受けしたのは8月の始めでした。その時は、8月に実がならないとしたら、ちょっと難しいのかもしれないと思ったのですが、その後順調に着果したようで、10月初旬には立派なIPUをたくさん持ってきてくれました。なので、あまり心配しないことにしましたが、それにしても蔓の伸び方がすごいので、ちょっと整理すべく思い切って子蔓を何本かバッサリと切り落としました。これがどんな効果をもたらすのか、よくはわからないのですけどね。あ、よく見るとUFOに雌花がついています。これからですね、きっと。

UFOの雌花。

リンゴコンテナの2苗も、けっこう蔓が伸びてきたので棚を作ることにしました。去年植えていた大ひまわりの茎を乾燥させて保管していたので、細竹と合わせて使ってみることにしました。ひまわりの茎は細いものは時間がたつとサクサクと崩れてしまうのですが、ある程度の太さのものは軽くて結構丈夫で、ヒョウタンを支えるぐらいならなんとかなりそうです。ちょっとワイルドな縄文な感じになったでしょ。

ひまわりの茎も使ったワイルドな棚。

苗を配った町内の2軒も順調に育っています。おしゃれな古民家カフェ「Cカフェ」の裏に植えたIPUは、プラスチックのリンゴコンテナは格好悪いと、昔ながらの木箱に植え替えられていました。もう蔓の行き場がなくて地這い状態だったので、Tさんご夫妻にお手伝いしていただいて棚を組みました。これでなんとかなるでしょう。

Tさんご夫妻と棚作り。

もう1軒、ピアノの先生宅は、突張り棒と竹で作る方法をお伝えしてお願いしておいたら、うまく作ってくださいました。次回お稽古に伺ったときに見てみようと思います。今年の夏はひょうたんがブラブラするおしゃれなバルコニーでビールをグビッといくといいでしょうね! でれろん!

ピアノの先生宅もいい感じに棚ができました。

(561日目∞ 7月26日)