ひょうたん愛あふれる乃木神社(後編)

by 丸黄うりほ

①緑の林に囲まれた乃木神社の本殿

②宝物殿では「乃木さんとお馬」という特別展開催中でした

③灯籠絵の一つに、「瓢箪から駒」モチーフ作品を発見

④内符と外袋を別々に選んで授与していただける「えらべるおまもり」

⑤スタイリッシュで素敵!黄色の「ひょうたん」の外袋

⑥「乃木ひょうたん守」も授与していただきました

⑦隣接する「旧乃木邸」では一般公開が行われていました

 先週の続きです。鳥居をくぐっていきなりのひょうたん絵馬に感激し、うれしさのあまり頬を赤らめながら(たぶん)、私は本殿の前へ歩み出ました。ひょうたんがお好きであった乃木将軍に、ひょうたんが結んでくれた数々のご縁を報告。きょうここに訪れることができたことを感謝しました(写真①)。

続いて摂社「正松神社」と末社「赤坂王子稲荷神社」にも参拝しました。「正松神社」は乃木将軍の恩師、松下村塾の玉木文之進と吉田松陰の二人が祀られた学問の神様です。また「赤坂王子稲荷神社」は生前の乃木将軍が崇敬されていたのだそう。稲荷でおみくじを引くと、乃木将軍が詠まれた歌が載っていました。運勢は小吉でしたが、その歌がとても素敵だったので、ここに写させていただきますね。

「散る花と かたぶく月の なかりせば いかでこの世の 楽しかるべき」

境内には宝物殿もあり、「乃木さんとお馬」という特別展が開催されていました(写真②)。また、建物の周囲には灯籠絵が飾られていて、そのうちの一つに「瓢箪から駒」をテーマにした作品を発見(写真③)。宝物殿から乃木会館へと続く渡り廊下には赤い絨毯が敷き詰められていて、格調の高さが感じられました。

最後に立ち寄ったのが、お守りの授与所です。

ウェブサイトを見て気になっていた「えらべるおまもり」の看板が、すぐ目にとまりました。このお守りがユニークなのは、願い事に応じた内符と好きな外袋を別々に選び、組み合わせて授与していただけること。

内符は、「交通安全守」「縁結守」「こども守」「勉学修徳守」「職守」「身体健康守」の6種類あります。外袋は5種類で、紫色の「たばねのし」、青色の「うま」、黄色の「ひょうたん」、茶色の「なつめ」、緑色の「かいのき」。どれもすっきりとしたスタイリッシュなデザインで素敵。

ですが、一つ選ぶなら「丸黄うりほ」としては、黄色の「ひょうたん」で決まりでしょう!内符はお仕事頑張るぞ!という気合いを込めて「職守」を選ばせていただきました。自分自身の手で外袋に入れて、「想いを込めて紐をきゅっとします」という看板の説明書きと絵がまた可愛い!(写真④)

黄色の「ひょうたん」は、大小の円を組み合わせたデザインで、極限まで抽象化されているのがおしゃれ。色味も上品に輝くパールイエロー。大切に身につけたいと思います(写真⑤)。

授与所をぐるりと見渡したところ、やはり本物のひょうたんを使った「ひょうたん守」は見当たりませんでした。そのかわり、木製のひょうたん型に五色の紐と鈴を結んだ「乃木ひょうたん守」が見つかりました。台紙には「開運」の赤い文字。そして、「乃木将軍が愛用されたひょうたんを諸願成就・福徳倍増のお守として身につけ、幸運に恵まれますことをお祈り申し上げます」との文言が(写真⑥)。「乃木ひょうたん守」も、「職守」×「ひょうたん」のお守と一緒に持たせていただくことにしました。

じつは不勉強で知らずに訪れたのですが、その日は神社に隣接する「旧乃木邸」の特別一般公開日でした(写真⑦)。中を見学させていただいたらひょうたんが見つかるかも?と一瞬考えましたが、次の待ち合わせの時間が迫っていました。私は再び地下鉄に乗り込んで、浅草方面を目指しました。

(1495日目∞ 10月28日)

*続きます