頑張れ!大瓢エースの「ダイダラ」&「マルクス」!

by 丸黄うりほ

①和泉市・ヤマミーさん宅の大瓢エース「ダイダラさん」

②花盛りを迎えています!

③大型ひょうたんは雄花が大きい!

④涼風を運んできてくれるような美しさ

⑤雌花。結実はなかなか難しいようです

⑥我が家の大瓢エース「マルクス・アウレリウス」

⑦雌花と雄花が同じ日に咲いて、ランデブー成立!

⑧もしかしたらふくらんできてる……?

⑨7センチくらいになっています 

大瓢エースは、たくさんの種類があるひょうたんの中でも、最大級の実をつける品種です。形は標準的なひょうたん型ですが、うまく育てると高さ1メートルにも達する化け物みたいな実ができます。栽培の難易度も星5つ(★★★★★)で、畑で育てるのが普通とされています。

その難しいひょうたんのプランター栽培に、ただいま挑戦している勇者の一人が和泉市のヤマミーさんです。きょうはまず、ヤマミーさんからたくさん届いた写真を紹介していきますね。

写真①をご覧ください。「ダイダラさん」と名付けられた大瓢エースの最近の姿です。プランターがまったく見えなくなるほど大きな葉がびっしり茂っています。根元を写した別の写真を見ると、白くて太い根が土の表面に出てきていました。ひょうたんは地上と地下とでだいたい同じくらい伸びるらしいので、鉢のほうも根でびっしりになっているのでしょう。

花もどんどん咲いてきています。前回6月18日の「ひょうたん日記」の時点で咲いていたのは雌花だけで、雌花のサイズや見た目は他のひょうたんとそんなに変わらない感じでしたが、雄花が咲き始めると、やはり花びらがかなり大きい! 大輪の朝顔や、小さめのヒマワリくらいの大きさがあります。(写真②③)

しゅっとした、涼しげな白い花。切り花にして飾りたいくらい端正で美しいですね。この花が一夜限りでしぼんでしまうなんて、なんてもったいないのでしょう!(写真④)

しかし、なかなか結実は難しいようです。千成ひょうたんなど実が小さい品種は受粉すればたいていは結実するのですが、果実のサイズが大きくなるほど、ふくらむ途中でしぼんでしまうことが多くなります。かなりの栄養、スタミナが必要なんだと思います。写真⑤の雌花の懐妊は難しかったようですが、次に期待しましょう。頑張れ、「ダイダラさん」!

次に見ていだたきたいのは我が家のベランダで栽培中の大瓢エース「マルクス・アウレリウス」の写真です。

6月24日の「ひょうたん日記」で、「マルクス・アウレリウス」が、つる割れ病という最恐の病気にかかってしまったことをお伝えしていました。この病気にかかってしまったら栽培をあきらめるしかないのですが、あきらめの悪い私は、殺菌剤の「ベンレート」と、リン酸とカリだけの液肥「開花促進ハイポネックス」と、活性剤の「リキダス」「メネデール」をほぼ日替わりで与えて、なんとか蘇ってくれないものかと願い続けてきました。

願いむなしく、南側に伸ばした子蔓についた葉や孫蔓はほぼ枯れてしまい、比較的症状が軽かった北側の子蔓についた葉もだんだんと下の方から枯れ始めて、やはり無理か、と思っていたのですが……。

写真⑥を見てやってください。なんと7月1日に雄花が2つ咲きました。「マルクス・アウレリウス」、まだ花を咲かせる元気が残っているんだ……!

私は思わず涙が出そうになり、目をパチパチさせながらスマホで写真を撮りました。すると、ベランダ外側の葉の間に、ひっそりと咲いている雌花を見つけたのです!(写真⑦)

ああ、ついに。今年初めてのひょうたんランデブー成立です!

さらに翌日にはベランダの内側に雄花が1つ、雌花が1つ咲きました。こちらももちろん授粉作業を行いました。いつもなら、その後で雌花の子房がどのくらい大きくなるかを楽しみにしながら数日を過ごすのですが、私の心は完全には晴れません。授粉をしても、きっとふくらんでこないだろう。だって「マルクス・アウレリウス」は重い病気にかかってしまったのだから。

それで撮影すらしなかったのですが……。

6日後の7月7日のことです。

写真⑧を見てください。こちらは7月1日に咲いた雌花です。もしかしたら、ちょっとだけ大きくなってるような?

そして写真⑨は7月2日に咲いたほうの雌花。なんと7センチくらいになっています。

えっ、「マルクス」はもしかしたらまだ生きようとしてる……?

「メネデール」がきいたのか、坊主になってしまった蔓から、ちょろちょろと新たな葉も出始めました。とはいえ、つる割れ病はひょうたんにとって最も恐ろしい病気。まったく気は抜けませんし、今後も完治することはないと思います。

あとどのくらい寿命がもつか?生きてる間にどのくらいまで実を大きくできるか?

先行きはまったくわかりませんが、我が家の夏は、もうしばらくの間だけ続きそう。命が尽きる日まで応援するよ。頑張れ、「マルクス・アウレリウス」!

(1464日目∞ 7月8日)