「中国瓢」は順調、「大瓢エース」が心配

by 丸黄うりほ

①土から顔を出した「中国瓢」の芽。かわいい!

②発泡スチロールの箱に入れ、ビニールをかけてベランダへ

③気温が上がってきたらビニールをはずします

④発芽しないタネは土にまくことにしました

⑤濡れ布巾をかけて、再び育苗ヒーターマットの上へ

⑥「中国瓢」と「大瓢エース」が双葉になりました!

⑦「中国瓢」は順調、本葉も出かかっています

⑧「大瓢エース」。葉に穴があき、色も悪くて心配 

春はなんだかそわそわします。ひょうたん栽培も、桜の花が咲く頃にタネまきをしてからしばらくの間、だいたい1カ月ほどは、いろんなことが気になって、朝から晩までそわそわして落ち着きません。この時期のひょうたんは、どんどん変化してゆき、毎日何かが起きるのです。

先週の「ひょうたん日記」で、発根し、ビニールポットにまいたことを報告していた「中国瓢」と「大瓢エース」のタネは、この1週間に次々に土から芽を出しました。土の中からむっくりと起き上がってくる姿が、本当にかわいい。「生きてるぞー!」って、全身で叫んでいるみたい。(写真①)

土から出てきた双葉は、モヤシみたいな色と形をしています。このまま室内に置いておくと、ひょろりと伸びて本当にモヤシになってしまいます。芽が出たらすぐに陽に当ててやらねばなりません。しかし、ベランダの気温が低すぎると、寒さにやられて息絶えてしまいます。

というわけで、数年前から活用しているのが、発泡スチロールの箱。そこにビニールポットを並べて、園芸用のビニールキャップを被せて洗濯バサミで止めます。(写真②)

これで一応保温はできるのですが、このまま放ったらかしにしておくと、これがまた良くない。気温が上がってくると、蒸し焼きみたいになってしまうのです。なので、だいたい20℃をめどにビニールを外し、カゴに移します。カゴの下にはすのこを敷いています。(写真③)

ここまでの作業を、その日の天気や気温に応じてこまめにやらねばなりません。水は霧吹きで、表面が乾ききらない程度にやらねばなりません。非常にデリケート。幼苗は風にも弱いし、本当はブラックライトで育てるのが良いのだろうなと思いつつ、今年も導入できませんでした。

いっぽう、キッチンペーパーの中で芽が出てこないタネは、土に埋めることに決めました。

写真④をご覧ください。上段の5ポットが「大瓢」、中段の4ポットが「大瓢エース」、下段の2ポットが「中国瓢」です。「大瓢」のタネは全部で11粒あったはずですが、10粒しか見当たりません。どこかで水に流してしまったのかも。「大瓢エース」は残り7粒で、なんとなく発芽しかかっているように見える1粒だけ単独でまきました。それ以外は2つずつ。2粒ずつまいたほうが発芽しやすいという説もあり。「中国瓢」は残り2粒、これは1粒ずつまきました。

タネに覆土をして、品種がわかるように色違いの印をつけ、濡れ布巾を被せて、育苗ヒーターマットの上へ。(写真⑤)

これで、どれか1ポットでも芽が出てくれたらいいのですが。とくに「大瓢」はまだ1つも発芽していません。じつは去年の「大瓢」も結局1つも発芽しませんでした。同じことが2年も続くと悲しい。特に難しい品種なのかもしれませんが、来年はタネの購入自体を見合わせた方がいいかも。

先に発芽した「中国瓢」4ポットと「大瓢エース」2ポットの、4月20日のようすが写真⑥です。「中国瓢」は順調で、4ポットともきれいな双葉が展開しています。小さな本葉も出始めました。(写真⑦)

キッチンペーパーの中で根だけでなく芽まで出て、ポットにまいた時は心配だったタネも無事に育ちそうです。「中国瓢」が丈夫な品種だというのは噂通りなのかもしれません。

それに比べて心配なのが、「大瓢エース」の双葉です。発芽した2ポットとも葉の真ん中に穴が開いています。葉色も悪く、斑点のような傷が目立ちます。写真⑧は特にひどいほう。もう1つは全体に傷が軽度ですが、似たような症状。

双葉の形が悪いこと自体はわりとよくあり、そのまま元気に育つ場合もあるのですが、何かの病気にかかっている可能性もあります。小さな兆候を見逃さないように、引き続き見守っていきたいと思います。

(1444日目∞ 4月22日)