瓢生いろいろ。あのひょうたんたちは今。

by 丸黄うりほ

▲フレイムハウスの「淡路」は自然乾燥中。

▲美佐子さんの「大手」は水浸け中。

▲賢美さんの「湯気」の実は、あらシワシワに。

▲ふじっこさんの「ヒロコ」「ジュンコ」「ミチコ」。

▲千成「ジュンコ」or「ミチコ」はこんな楽器に!

 

我が家のひょうたんウェスパシアヌスの実は6月受粉の実が水浸け中で、8月以降受粉の実はまだ栽培中ですが、さてこのへんで。ウェスパシアヌスの苗兄弟たちが今どうしているのかを見てみましょう。

まず写真1枚目。101日目の日記に登場した、フレイムハウスさんの看板ひょうたん「淡路」です。収穫後も蔓をつけたまま店内にぶら下げて自然乾燥しているそうです。夏の間お客さんたちに愛されてきた看板ひょうたんだけあって、生まれてきた場所にずっといて、看板としての役目を果たし続けているのですね。なかなか渋い色合いに変色してきています。

続いて写真2枚目は、同じくフレイムハウスの店主・美佐子さんの自宅で育てられた「大手」です。こちらは76日目の日記に登場。ふとっちょ三姉妹がストッキングのハンモックにのっていた写真が懐かしいですね。ある朝、美佐子さんがいつものようにベランダの三姉妹を見に行くと、全員の姿がすっかり消えていたそうです。美佐子さんの夫が、妻に何も言わずに収穫して、水浸け作業を始めていたのだとか……。その三姉妹、いまこんな状態です。あと少しの間、水浸けが続きそうですね。

写真3枚目は可愛い猫ちゃん。その前にある物体は……。76日目の日記に登場した賢美さんの「湯気」の実です。このときの写真コメントに私が「あら美形」と書いたら、賢美さんから「あら美形、という名称のひょうたんがあるのかと思いました」とレスが来たのですが、今は「あらシワシワ」になっちゃいましたね……。賢美さん「来年はリベンジしたい」とおっしゃっていますので、頑張りましょう!

写真4枚目は、90日目の日記で紹介したふじっこさんのひょうたんです。大ひょうたんの「ヒロコ」と、千成の「ジュンコ」「ミチコ」の三姉妹の実は、すべて収穫済み。千成の一部は自然乾燥して、残りは水浸け処理を済ませたそうです。

さらに、写真5枚目をみてください。千成から、すでにこんな楽器が誕生していました。竹製の口琴に共鳴器としてひょうたんをくっつけたもので、「瓢琴」と命名したそうです。仕事が早い!

ウェスの実はどんな楽器にしてやろうかな?うちも、そろそろ考えなければ。