もらわれていったひょうたんたちのその後。

by 丸黄うりほ

▲フレイムハウスさんの看板ひょうたん。

▲K・Fさんのクシティはすでに水つけ完了。

 

ひょうたんウェスパシアヌスの6月に受粉した実4個が、そろそろ収穫可能な雰囲気になってきたことを昨日の日記で書きました。となってくると、ウェスと同じ時期に我が家で種まきをして、苗ポットであちこちにもらわれていったひょうたん苗たちが今どうしているのかも気になってきます。

1枚目の写真は、76日目(7月18日)の日記で紹介した北浜のカフェバー「フレイムハウス」さんの「淡路」です。店先にぶらーんとひとつ、ぶらさがった看板ひょうたんが可愛いですね!76日目の写真では、同じ時期に咲いた雌花がふたつ並んでいて、両方が一緒に大きくなればいいなぁと思っていたのですが、どうやら勝負あったようです。片方の雌花はしぼんでしまい、頑張ったのがこちらの実。とても涼しげで上品な形、カフェの店先で、お客様や通りがかりの人をほっこりと和ませてくれているようです。

2枚目から4枚目までの写真は、66日目(7月3日)の日記で紹介した、 K・F さんちのクシティの実です。クシティは7月にはいって成長が止まってしまい、葉が黄色くなって、ついには全体が枯れてしまったのだとか……。

ひょうたんの実は完熟するのに約60日かかり、もしもその前に苗のほうが枯れてしまっても、そのまましばらく蔓にぶらさげておいたほうがいいと言われています。ですが、K・F さんは枯れてしまったクシティを見るにみかねて、早々に実をとってしまい、水つけを始めてしまったのだそうです。早どりした実はまだ皮が薄く、水つけの処理中に崩壊してしまう危険性もあるので、心配していたのですが……。

先日、きれいに皮がむけ、ビンに逆さにさして乾燥中の写真が送られてきました。大きさが15センチと小ぶりだったこともあり、しっかり完熟していたそうです。崩壊もせず、とてもきれいなひょうたんができました。ああ本当によかった!