こじまのために作られたといっても過言ではないのでは(過言)。

 by 児嶋佐織

こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。

なにわの顔ともいえる、大阪駅前の3つの百貨店。その中でもこじまは、阪神百貨店によくおじゃまします。
昨年からの大規模リニューアルで、伺うたびに新しい売り場がオープンしていて、毎回迷子になりつつも、わくわく楽しんでいます。
そして、この週末も、やっぱり迷子になったんです。
いつもの地方蒲鉾の売り場に行こうと思ったら、改装中の売り場のついたてがあちこちにあって、どうしても辿り着けない……。くるくると同じところを回るたびに、目の端にショコラティエのショーケースみたいに輝いた売り場が入ってきます。
なんと。
前回ご紹介した、大寅さんの売り場が新しくなって、すごくおしゃれになってました!!


これはびっくり、あわてて駆け寄るこじま。
そしてそのショーケースの中に、信じられないものを発見したのです……!

ちくわコロッケ、ですって!?!?!?
その名の通り、コロッケにちくわがまるっと入っています。
まさに「ありそうでなかった」商品。これは……これはまさに、こじまのために作られたといっても過言ではないのでは(過言)。
早速連れて帰って、オーブントースターであっためてよばれました。

きょうのちくわ:大寅蒲鉾さん〈ちくわコロッケ〉

じゃがいものうまみたっぷりのコロッケに、ふんわりしたちくわがイン。お味も食感も、ほんとに「ありそうでなかった」感じです。端的に言うと、めっちゃおいしい。
しかしこれ、成形にかなり手間がかかりそうです。ちくわの周りにコロッケだねをまぶして、ちくわの穴のところを残して、衣をつけて揚げて……。この商品が存続してくれるように、まめに買いに行かなければ。

前から思ってたのですが、大寅さんの商品パッケージって、何気にさらっとおしゃれなんですよね。
こないだの〈スプーンでかまぼこ〉はかなり攻めたデザインでしたが、ふだん天ぷらを入れてくれる袋も、すっきりしたデザインと個性的な書体がマッチしていて、とてもすてき。大阪のデザイン集団grafのディレクションで、こんなおしゃれなパッケージもありました。

 

この投稿をInstagramで見る

 

graf studio(@graf.studio)がシェアした投稿


老舗の重厚な雰囲気と、身軽なおしゃれ感を兼ね備えてる感じ、とてもいいですよね。また伺う機会が増えそうです。