光村推古書院(京都市)は9月28日から「京都名所カレンダー2027」と「入江泰吉カレンダー2027 奈良大和路 春夏秋冬」(編注:吉の正確な表記は士が土)を発売する。
「どちらもその地を知り尽くした名匠の作品ならではの魅力をたたえたカレンダー」(光村推古書院)で、「京都名所カレンダー」は50年以上にわたって京都を撮り続ける水野克比古さんの眼でとらえた京の四季のうつろいを収録。宝泉院の雪景色や金戒光明寺の夜紅葉などで構成されている。
「奈良大和路 春夏秋冬」は「吹雪く室生寺山内」「三輪山宵月」などの「入江調」ともいわれるしっとりとした色調の入江泰吉さんの名作写真で織り成されている。
水野さんは1941年、京都市上京区生まれ。同志社大学卒業。1969年から京都の風景、庭園、建築などの撮影を続け、京都写真のスタイルを確立する。「心象の京都」「京都雪月花」など著書は200冊以上を数える。
入江さんは1905年、奈良市生まれ。大阪で文楽の写真家として活動するが、1945年3月に大阪大空襲で自宅兼店舗を失い奈良へ引き揚げて戦後、奈良大和路の仏像、風景、行事などを約半世紀にわたり撮り続けた。1992年1月、全作品を収蔵した奈良市写真美術館(現・入江泰吉記念奈良市写真美術館)の開館(92年4月)を目前にして86歳で逝去した。
「京都名所カレンダー2027」は2200円(税込み)。
「入江泰吉カレンダー2027 奈良大和路 春夏秋冬」は1650円(同)。
いずれもはECサイト「京都手帖」などで予約・購入できる。
詳細はプレスリリースで。



