もうじいさんには眩しすぎて直視できません

by 奥田亮

ニョキニョキと双葉が育ちます。

先週発芽のご報告をしたひょうたんの苗は、その後も順調に成長し、「大寿」「大ひょうたん」「えせUFO」の3種類がすべて発芽しました。10苗ずつ育てたうち、現在それぞれ7苗以上が発芽。順調です。3種とも比較的大きな実のなる品種だからでしょうか、双葉も大きく、しっかりしています。4月中にこの状態になるとは、昨年よりひと月早いです。そういえばナメクジさんも来てないな。

うちの菜園で定植するのは1苗ずつなので、残った苗の行き先を考えないといけません。昨年、一昨年と栽培に挑戦してくださったピアノの先生は、今年もやる気満々なのですが、タネが一向に発芽しないとのことなので、うちの苗をお分けすることに。あとは去年も植えられたTさんと、町の図書館がまた挑戦してくれたらと考えていますが、それでもまだまだ苗は余りそうです。どうしましょうね。

境内アート×苗市は快晴となりました。

隣接する「小布施千年の森」ではクラフト市。

松本蟻ヶ崎高校書道部パフォーマンスになぜか急きょ参加。(写真:中島敏子)

さて、1週間前の4月16日(日)、実行委員としてお手伝いをしている「境内アート×苗市」が、小布施町の古刹「玄照寺」で開催されました。天気予報では前日まで雨、当日はなんとか回復するということだったのですが、朝6時30分から始まる準備の時点ではまだそこそこの雨。あ〜これは厳しいことになりそうだなと思っていたら、雨は8時ごろに止み、開始時間の10時にはすっかり晴れてまさかの快晴。そのおかげもあって結構な人出で大盛況となりました。

今年のゲストは松本市にある松本蟻ヶ崎高校書道部と信州大学のよさこいグループ「和っしょい」。中でも松本蟻ヶ崎高校書道部は「書道パフォーマンス甲子園」で史上初の3連覇を果たすなど、全国的に話題にのぼるチーム。加えて開催の前日にはG7長野県軽井沢外務大臣会合の会場、国際メディアセンターに作品を展示したことが新聞テレビなどメディアで紹介されたこともあって、パフォーマンスが始まる頃には人出は最高潮となりました。

パフォーマンスは、大勢の女子高生たちが道着に袴姿で流行りのJポップに合わせてチアリーダーばりに踊りながら、大きな筆で次々文字を書いていくというもの。もうじいさんには眩しすぎて直視できません。事前に実行委員の中から一人、最後の一筆を入れる役として出演してほしいとの依頼があったのですが、決まっていた人が時間になっても現れず、急きょ近くにいた私がその役をすることに。女子高生にエスコートされて指定の場所に立ち、「ハイ!」という号令のもと、太い筆で「!」マークを書き入れると、「ワー!」と全員で称賛の声がユニゾンで響き渡りました。なんだか頭がクラクラしましたよ。さすが甲子園3連覇。完璧に作り込まれたパフォーマンスでした。

まさかこの歳になって女子高生と共演するとは思ってもいませんでした。一生の思い出! でれろん!

(964日目∞ 4月24日)