幸せな1年のスタートはひょうたんから始まる!(その2ライブ)

by 丸黄うりほ

①「新春ひょうたんショウ」企画のフェイ・ターンさん、エレピの弾き語り

②ヒョウタン総合研究所の3人は自作ひょうたん楽器でお耳汚し(撮影:コンさん)

③フェイ・ターンさんが土をこねて一つ一つ作ったひょうたんみくじ

④お客さま、おふたり揃って小吉でした

⑤大吉から末吉まで、全員にひょうたんが当たる!

⑥最後は、当たったひょうたんを楽器にして全員でセッション!(撮影:コンさん)

⑦ひょうたんからありったけの福を、みなさまに!(撮影:コンさん)

昨日の続きです。一行は、瓢箪山稲荷神社の初詣をすませて再び「夜喫茶アルカ」に向かいました。

そのとき、参道を歩くみんなの目に映ったのは……鳥居の奥に広がる夕焼け空。さっきまで小雨が降っていたのに、天がぱーっと晴れてきたのです。これはまさに吉兆ですね!

神様の福福パワーをいただいた私たち。今度は、人力で幸せを捕まえにいく番です。「笑う門には福来る」という言葉通り、パフォーマーとしてのヒョウタン総合研究所の使命はみなさんに笑っていただくことなのですから。

ライブアクトは17時半から。イベント主催者でもあるフェイ・ターンさんが先行です。アフリカのひょうたんプリントのお洋服を着たフェイさんはとってもキュート。いつもはテルミンを華麗に弾くフェイさんですが、この日は珍しくエレピの弾き語りです。物語に満ちた歌詞、伸びやかな歌声、きらきらした笑顔いっぱいのパフォーマンスで、お客さまを魅了しました。

フェイさんのきらきらエレピの後に登場したヒョウタン総合研究所は、ひょうたんの産地を讃える歌や、ひょうたんのタネ出し作業で悪臭にまみれている歌、ひょうたんには毒があるんですよ〜、という歌などを、自作ひょうたん楽器を用いて演奏させていただきました。

楽器ではなくひょうたん。音楽というよりもひょうたんが鳴らすノイズ。正月にふさわしい美しい音楽とはとても言えませんが、目論見通り大いに笑っていただけたので、まあよかったということにしましょう(笑)

続いての演目は、フェイさんと私たちの即興セッション。聴いていただきながら、みなさんお待ちかねのくじ引きタイムが始まりました!

写真③をご覧ください!このひょうたんたちは、すべてフェイさんが土をこねて作ったものなのです。頭でっかちの子もいて、まるで本物のひょうたんのフォルムのようなリアリズム。さすが、2年間ひょうたん栽培に向き合ってきたヒョータニストの作品ですよね。お店の入り口でチャージと交換にもらえることになっていて、お尻にささった巻紙はおみくじなんです(写真④)。

しかも、おみくじはすべて当たり付き。舞台の前に並べられた大吉・中吉・吉・小吉・末吉ひょうたんから、おみくじにあわせて好きなものを選んで持ち帰ってもらえるようにしました。ひょうたんは1個1個ぜんぶ形が違うから、どれを選ぼうか迷ってしまいますよねー!(写真⑤⑥) ちなみに、これらのひょうたんは、フェイさんとふじっこさんと私の3人で用意したんですよ。

全員の手にひょうたんが渡ったら、今度はそのひょうたんを叩いたり、吹いたりして音を出し、お客様にも演奏に加わっていただくことにしました!これがほんっとうに楽しかった〜!

いやー、まさに新春ひょうたんショウ。幸せな1年が、ひょうたんからトクトクと音を立てて流れ始めるような、最高のひょうたんタイムでありました。

集まってくださったみなさま、ありがとうございました!

そして、今「ひょうたん日記」を読んでくださっているみなさまにも、末広がりのひょうたんから、ありったけの福をプレゼントしたいと思います!

🎵ひょひょひょひょうたん! 🎵ふくふくふくふくふくべー!

今年もよろしくお願いします!

(904日目∞ 1月11日)