ますますにぎやか!ヒョータニストさんの近況

by 丸黄うりほ 

①兵庫県淡路島のヒロミさんのUFO

②大阪市「ウーピーキッチン」西山朝子さんの千成

③東大阪市 KF さんの千成「後白河」

④大阪市「フレイムハウス」美佐子さんの千成「ひょうちゃん」

⑤「ひょうちゃん」は、すでに25個ほども実をつけています!

⑥三重県いなべ市ふじっこさんの百成「アクセル」(左)「エターナル」(右)

⑦千葉県・虎爪さんの千成「浅尾拓也」(左)と「カリン」(右)

⑧東大阪市瓢箪山のフェイ・ターンさんの大ひょうたん(百成)

きょうは2022年ヒョータニストさんの栽培状況を順に報告していきましょう。

まず写真①をご覧ください。こちらは今年初登場、兵庫県淡路島のヒロミさんが栽培中のUFOです(7月16日撮影)。ヒロミさんは、昨年、UFOを含めた数品種のひょうたん栽培に挑戦されたのですが、今年は庭の縮小などがあってひょうたん栽培は無理かもしれないとおっしゃっていました。ですが、結局1苗栽培することにしたのだとか。今年もヒョータニストの仲間入り、歓迎いたします!

葉は元気に茂り、花もいくつか咲き始めているようです。去年実ったみたいな、カエル君人形たちが腰掛けられるほどの大きな実が、今年もなるといいですね!

続いて写真②をご覧ください。こちらも今年初登場!大阪市のお料理教室「ウーピーキッチン」主宰・西山朝子さんのベランダで育つ千成ひょうたんです(7月18日撮影)。西山さんのひょうたんは、我が家で栽培中の千成「ネルウァ」の兄弟苗。少し蔓ぼけ気味なのか、なかなか花が咲かないそうですが、葉の勢いはじゅうぶん。リンカリ肥料を足してやれば花もついてくると思います。頑張って!

写真③も「ネルウァ」の兄弟苗、東大阪市のKFさんの千成「後白河」です(7月14日撮影)。こちらもとってもきれいな葉。花もたくさんついています。KF さんによると、その後の1週間で小さな実もぽこぽこと誕生しているようす。いったいいくつ実るか楽しみにしていますよ!

写真④⑤は、大阪市のサロン喫茶「フレイムハウス」美佐子さんのベランダです(④が7月17日、⑤が21日撮影)。こちらの千成「ひょうちゃん」も「ネルウァ」の兄弟苗で、現在ものすごい花ラッシュが来ています!すでに実になったものも25個くらい。「今までのひょうたん活動で、いちばん元気な苗かも!」と美佐子さん。「やっぱり千成は楽しい!」と喜んでくださっていて、苗を育てた私もうれしいです!

変わって写真⑥は、三重県いなべ市のふじっこさんの庭のようすです。百成ひょうたんの「アクセル」の実がぶら下がっているのが見えますね。その右に植えられた百成「エターナル」も花の季節を迎えています。畑の方でも、大ひょうたんの「フィリップ」にぽつぽつと花がついてきているようです。引き続き期待いたしましょう!

そのふじっこさんの友人で、千葉県で鍼灸院を営まれている虎爪さん。二人の共通の友人でもある大阪府和泉市のヤマミーさんからもらった千成ひょうたんのタネをまいてみたら、「なんと発芽した!」ということを7月14日の「ひょうたん日記」で紹介していました。その後写真⑦のように定植されたようです(7月19日撮影)。苗は2つあり、ひとつは「浅尾拓也」という名前をもらいました。「カリン」と名づけられた右の苗は自立できないのでプラケースを置いて支えているのだとか。ひょうたんは蔓植物なので、支柱を立てる、ネットを張るなどして巻きつく先を作ってやってくださいね。

さて、最後は東大阪市瓢箪山のフェイ・ターンさんの畑から。写真⑧をご覧ください(7月14日撮影)。棚から大ひょうたん(百成)がぶらんぶらんと下がっています!

大きなプランターをいくつも用意し、たっぷりの土や肥料を惜しげもなく投入し、ビニールハウスを建て、マスクやナイロンネットを利用したブランコで重い実を支えて……。フェイ・ターンさんの一生懸命なお世話と、その熱い思いにひょうたんたちもしっかりと応えてくれているようですね! 素晴らしい!

ひょうたんの実は受粉してから完熟するまで約2カ月かかります。今後、雨の日も風の日もやってくるかと思いますが、このままみなさんが無事に収穫の日を迎えることができますように!

(793日目∞ 7月21日)