千成「ネルウァ」親蔓の摘心をしました!

by 丸黄うりほ 

①定植3日後のようす。ぐんぐん伸びてます

②本葉10枚の位置で摘心することにしました

③切り口に「トップジンM」を塗り、印をつけます

④蔓と支柱はビニタイで八の字くくりに

⑤葉は全部太陽の方を向いています 

今朝、千成ひょうたん「ネルウァ」の親蔓の摘心をしました。

土から約75センチ、プランターの高さを含めると約1メートル。ちょうどラティスの高さに達したためです。

本葉の位置はちょうど10枚目でした。蔓の先端の、いちばん元気なところをカットする摘心は、定植の次くらいにどきどきする案件です。しかし、ここをカットしないとひょうたん栽培は次の段階に進めません。というのは、最初に出てくる蔓(親蔓といいます)をいくら伸ばしても、実はつかないからです。

ひょうたんの実は、孫蔓にいい形のものが多くつくという性質があります。親蔓の先端をカットすると脇から子蔓が出てくるので、それを伸ばし、やがてその先端もカットする。すると次に孫蔓が出るので、それを大切に育てていく。それが正しいひょうたんの仕立て方なのです。

そんなわけで、私は「ごめん!ネルウァ、やらせてもらうよ」とひょうたんに声をかけながら、先端をチョキン!とやりました。先端からは樹液がじわっとにじみ出てきました。なんだか血のようにもみえます。

切り口には、「トップジンM」という殺菌と癒合の効果があるペースト状の薬剤を塗ってやりました。また、子蔓が伸びてくると親蔓がどれだったのか、すぐに混乱して分からなくなってしまうので金色のヒモで印をつけました(写真②③)。

今回、「ネルウァ」のプランターへの定植を行ったのは6月6日でしたので、きょうで8日目に当たります。昨年のイプ「ドミティアヌス」が定植から親蔓の摘心まで20日かかったのと比べると、ものすごいスピードです。

「ドミティアヌス」の場合は葉が広がるばかりで丈が伸びず、これはいったいどうなっているのかと心配したんですが、今回は逆に背ばかり高くなって、蔓がひょろひょろっとしています。葉もかなり小さいです。

なぜ、こんなに毎年違うのだろう?

まず、品種の違いというのはあるのでしょう。あと、植えた時期も「ネルウァ」のほうが1カ月遅れているので気温が高いかもしれません。しかし、基本的には同じ場所、同じ土、同じ肥料ですし、水の回数も徒長しないようかなり控えめにしているのに。

葉が小さいのは千成ひょうたんが小型品種なので当たり前かもしれませんが、こんなに蔓も細かったっけ?去年のイプは大型品種でしたし、その前も百成でした。千成の栽培は5年ぶりなので、記憶が曖昧になっています。

そんなことを考えながら、蔓を支柱に沿わせてビニタイで留めていきました。数年前から私は八の字くくりを守っています。このくくり方は蔓を傷めずきちんと留められて、成長して太くなっても大丈夫だし、本当に合理的ですね(写真④)。

作業をしながら、はっと気がつきました。

葉が見事に同じ方を向いている。どの葉も太陽を切実に求めているのです(写真⑤)。

ああ、うちは日当たりが悪いんだよなぁ。西向きマンションのベランダなので、もうこれは変えようがありません。

そして、葉が向いている方から見てやると、そんなにひょろひょろでもないかもと思えてきました。

さあ、これからは子蔓の時代です!頑張れー「ネルウァ」!

(767日目∞ 6月14日)