結局うちでもひょうたん栽培

by 奥田亮

図書館の苗は順調。本葉2枚になりました。

UFO種は結局なんの変化もなし。

余った苗も元気です。

菊鉢。口径約50センチ。これならいけそうですね。

雨水タンク付近で発芽したこぼれ種ひょうたん。品種はわかりませんが、おそらく千成と百成。

カッコ〜、カッコ〜。相変わらず閑古鳥(カッコウ)が盛大に鳴いています。ふつう木の枝に止まって鳴くものだと思っていたのですが、今朝、カッコー!カッコー!と大声で鳴きながら飛んでいるのを見ました。どういうつもり?

今年は苗の出来が遅くてやきもきしましたが、図書館の苗は小学校の児童の熱心なお世話のおかげで問題なく育っています。図書館に来られる方も、何を育ててるんだろうと興味津々に見ていかれるようです。ひょうたん日記の丸黄うりほさんも、今年は苗づくりに苦労されているご様子でしたが、念のためにお願いしていた町の園芸店からも、毎年育てているお知り合いの方に聞いてみたら今年はならなかったらしいというお返事が。どうも今年は暑くなったり寒くなったりで、苗もどうすればいいのかわからなかったのかもしれませんね。結局うちでひとつも発芽しなかったUFOは、苗ポットをほじくってタネを見てみると、数週間経っているのに何の変化もないままでした。タネが悪かったのか条件が揃わなかったのか、どうなんでしょうね。

図書館に持っていった余った苗もすくすくと大きくなっていて、植える場所をどうしたものかと思っていたら、おじいちゃんが育てていた菊の鉢があるからそこで植えてみたいと児童のお母さんから進言がありました。菊の鉢だとそんなに大きくないだろうし大丈夫かなと思っていたら、現地に置いてあったのは口径約50センチ、高さも40〜50センチほどもありそうな大きな鉢。しかもすでに鹿沼土が入れてあるではありませんか。さすがです。これなら千成がいくつかできそうです。

話はそれますが、小布施町では巴錦(ともえにしき)という種類の菊の栽培が盛んです。この菊は花びらの表と裏の色が違っている豪華な見栄えのする品種で、小布施発祥ともいわれています。町には保存会があって、毎年秋には神社で観菊会が催されて出来栄えを競います。おじいちゃんが立派な菊鉢をたくさん持っているのも、そんな背景があるからなのでしょう。

閑話休題。ひょうたんの話に戻ります。我が家にも余った苗がいくつかあるので、結局どこかに植えなきゃと思ってはいるのですが、あらら、よく見ると菜園に作った雨水タンクの下に、こぼれ種から出た双葉がたくさん! 全部で10個!う〜ん。こぼれ種好きとしてはこのまま放置して地這い式に育てるしかないですねえ。でも、全部は無理なので、一つだけ残して、あとは全部除去してしまわないと、と思いながら眺めていたのですが、いっそこのまま放置したらどうなるかなという野望が湧いてきてしまいました。たぶん全部が育つことはないと思いますし、タンクの下のとか、水を流すところの砂利の間のとかは時間の問題たとは思いますが。

そんなこんなで、結局うちでもひょうたん栽培をすることになってしまいました。図書館の管理もお手伝いするので、いつもより忙しいではないですか。どうもおかしいな、まあいいか。でれろん。

(756日目∞ 5月30日)