ふじっこファーム水つけ開始。鶴首ひょうたんは38個!

by 丸黄うりほ

①「ガモーラ」と名付けた鶴首ひょうたん。38個収穫できました!

②穴を開けられ、水つけにされるのを待つひょうたんたち

③これが水つけです。とっても臭い

④長ひょうたんは手作りの特製容器で水つけ

⑤まるでディジュリドゥ?

 

9月24日(603日目)の続報です。三重県いなべ市のふじっこさん宅では、早くも2021年のひょうたん栽培を終了。先週末には最後まで残していた鶴首ひょうたんの収穫も終えて、水つけ処理の段階に入りました。

写真①をご覧ください。なんと1苗でこれだけのひょうたんが収穫できました。数えてみると38個あったそうです。すごい! 全体的に小ぶりですが、ふくらみ部分が丸いもの、レモン型のもの。ハンドル部分がまっすぐなもの、くるりと巻いているものなどいろんな形があってとても楽しいですね!

ただ、収穫期のひょうたんは白に近い緑色をしているのが理想。白くなるほど完熟し、表皮がかたくなっているサインなのです。今年のふじっこさんのひょうたんは栽培途中で病気になり、枯れてしまったため、茶色のもの、まだ緑色をしているものが多い。

豆ひょうたんも69個できたということで、数的には本当にお見事でした。これで病気にさえならなかったら……と思います。

さて、収穫したひょうたんは穴を開けて水につけ、中身だけを腐らせて、それを穴からドボドボと振り出して空洞の器に仕上げていきます。この行程を「水つけ」というのですが、これがひょうたん作りの最大の山場となります。

というのは、大変臭いんですね。野菜が腐敗するにおいですから、臭くないはずはない。そんなわけで……。

写真②は、水つけにされる直前のひょうたんたちです。手前に百成ひょうたん、イプの姿が見えますね。真ん中に鶴首ひょうたんの山、そして奥には豆ひょうたんの山。全員ドキドキしながら「その時」を待っているように見えます。

このひょうたんたちは、この後ドリルで穴を開けられて、そして写真③の水の入ったバケツの中へ……。

この状態で1週間ほどたつと、ぷ〜んと瓢臭が漂い始めます。写真にはバケツの蓋が写っていませんが、ご家族から苦情は出ないのでしょうか……?それとも写っていないだけで、ちゃんと蓋はしたのかな……。それならいいのですが……。漏れ出す臭いのせいで、ひょうたんがみんなに嫌われはしないかと心配になります。

写真④は、特製容器で水つけ中の長ひょうたんです。長ひょうたんは通常2メートル以上にもなる大型のひょうたんで、池や湖などにつけて腐らせる人もいるらしい。ふじっこさんは昨年、この棺桶のような容器をホームセンターで買った資材で手作りしました。

今回は収穫してすぐ水つけを開始したところ、1週間で中身がだいたい出たそうです(写真⑤)。まだ暑いですから、腐るのもスピーディーですね。どれも実の先端が切られていて、もうすでに楽器=ディジュリドゥのような風格が備わっているように見えます。どんな音を響かせてくれるのかな?楽しみです!

(606日目∞ 9月29日)