6ヒョータニストさんの栽培を拝見!

by 丸黄うりほ 

▲ヤマミーさんの親戚にもらわれた千成ひょうたんたち!

▲葉っぱつやつや!K・Fさんのイプ、パートン

▲巻きひげも出てきた!ココルームのイプ、ぽんず

フレイムハウスのイプは摘心完了!

▲フェイ・ターンさんは千成、百成の鉢植えにも挑戦

▲森野ゆかりさんのUFOたちはアサガオと同居?

 

6月。それはひょうたんの成長期!というわけで、きょうはぞくぞく届いたヒョータニストさんからの栽培報告を一挙に紹介していきましょう。

まず写真1枚目。昨日、早くも花が咲いたことをお伝えした和泉市のヤマミーさんは、栽培1年生にもかかわらず千成と百成ひょうたんをタネから育て、その苗の仕上がりも上々!たくさんできすぎて自宅で育てきれなかった千成の苗は、同市内に住む親戚の方に引き取っていただいたそうです。そして、その親戚の方のひょうたん畑がこちら!

葉っぱの勢いといい、巻きひげの元気さといい、申し分なしですね!おそらくすでに摘心も済んでいるのでしょう、カットされた脇芽が足元にあります。さらに広がったヒョータニストの輪がうれしいですね。今後の成長もとても楽しみです!

続いて写真2枚目。こちらは我が家のドミティアヌスの兄弟ひょうたん。東大阪市のK・Fさんちの屋上で育つ、イプのパートンです。葉に勢いがあってつやつや!いかにも健康そう!ちょっとウリハムシにかじられたそうですが、ここまで大きくなっていれば勇ましく敵と戦ってくれるでしょう。摘心ももうすぐかな?

写真3枚目は西成のゲストハウス・ココルームの庭に植えられた、ぽんず。これもイプでドミティアヌスの兄弟ひょうたんです。少し大きくなり、巻きひげも出てきていますね。何かの虫にかじられたそうですが、写真を見たところでは大きな被害には至っていないようす。この調子で頑張ってほしい!

写真4枚目は北浜のサロン喫茶・フレイムハウス。こちらもイプ。例年通り、本葉8枚の位置で摘心したそうです。今のところまったく問題なく、順調に育っています。

写真5枚目は瓢箪山のフェイ・ターンさんち。畑にイプのほか、天下一、大ひょうたん(百成)をあわせて10苗定植されたことは先日(519日目)お伝えしましたが、そのほかに千成と百成の鉢植えもいくつか作ったのだそうです。千成は摘心を早めに行い、コンパクトに仕立てれば10号鉢でも育てられます。ただ、小さく育てるのは大きく育てるのとはまた別のテクニックが必要。ましてや百成の鉢植えはなかなか難しいと思います。でも、これがうまくいったらめちゃくちゃ可愛いでしょうね!

さて、写真6枚目は奈良市の森野ゆかりさんちのUFOです。今年のヒョータニストさんたちの栽培のうちで、この苗たちが最も遅い定植、アンカーとなりました。「今『ハリー・ポッター』を読んでいるので苗たちはハリー、ロン、ハーマイオニーと名付けます」と森野さん。例の三つ葉子葉の苗は、ハーマイオニー(右)と名付けられたようです(詳細は515日目を見てね)。

プランターをよく見ると、ひょうたんの苗のほかにコンパニオンプランツのネギと、あと何かの双葉が一緒に植わっているようです。「これ、何ですか?」と尋ねると、「貧乏性ゆえ、アサガオを」との返信。なんと、ひょうたんとアサガオのシェアハウス(笑)。蔓植物同士で仲良くしてくれるかな?こんがらがって蔓バトルになっちゃうかもしれませんけど(笑)、それはそれで見てみたいような気も……。

(527日目∞ 6月4日)

 

※次回528日目は奥田亮「でれろん暮らし」、6月7日(月)にアップ。

529日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、6月8日(火)にアップします。