ひょうたん柄のお香をいただきました♡

by 丸黄うりほ

▲松榮堂・「ふみか 京小袖」イチョウと千成ひょうたん柄!

▲裏返すと、表と微妙にひょうたんの位置が違う!

▲和の香り。ころんとした六瓢がプリティ

 

素敵なお香をいただきました!

小袖の形をした和紙で包まれたお香です。和紙の柄はイチョウと千成ひょうたん。どちらも金色で箔押しされていて、可愛いのに大人っぽくて上品なデザイン。名刺入れや財布に入れたり、手紙に添えて送ったりするのにちょうど良さそうな小さくて薄い形です。袋から取り出すと、少しスパイシーな和の香りがふわっと立ち上りました。

このお香は、京都の香老舗・松榮堂の「ふみか 京小袖」という商品です。いろいろな柄があるようですが、イチョウと千成ひょうたんのセット柄は、大阪本町店の限定なのだとか。

台紙の裏側には「御堂筋の街路樹として親しまれるイチョウと豊臣秀吉が出世を祈願して馬印に用いた千成びょうたん。大阪にちなんだ二つの意匠をアレンジし、小袖にあしらいました」と書かれています。

ひょうたんはちゃんと六瓢あって無病息災にも通じているし、出世祈願とともに吉祥模様としてばっちりです。裏返すと「木公」という落款があり、よく見ると上から2個目の金色のひょうたんの位置が表の柄と微妙に違う。凝っていますね! このお香を忍ばせていれば、なんだか良いことありそう、嬉しいな。

そんなわけで、松榮堂のウェブサイトを見に行ったら、ほかにもひょうたん型の商品が見つかりました。

ひとつは、ちりめん生地で作られた小さなひょうたん型の袋に、お香が入った「誰が袖 ふくべ」という商品。

もうひとつは、ひょうたん型のお香立て「つまみ香立 ひさご」という商品です。

どちらもいろんな色・柄があって、ものすごく可愛い。ひょうたんを表す和語「ふくべ」「ひさご」を、使い分けているところがまたいいですね!

うちには猫がいるため、猫に遠慮してあまり香りものは焚かないのですが、本来の私はとても香り好き。焚かないタイプのお香なら、持っていてもいいかな。いや、ちゃんと換気さえすれば、たまには部屋でお香を焚いてみるのもいいかしら……。

近いうちに自分でもお店を訪れて、香りのひょうたんグッズを手に入れようっと♡

(489日目∞ 4月7日)

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