いよいよひょうたん加工の最終段階に!

by 丸黄うりほ

▲ようやく水が澄んできました

▲ひょうたんの口部を下にして乾燥させます

▲ウリキンウワバの虫食い跡は残ったな……

▲と、思っていたらカサブタがぺろんと剥けた!

▲「しわくちゃひょうたん」にはヒビが入ってしまいました

 

我が家の2020年ひょうたん「ティトゥス」後成りの実25個が、ひょうたん加工の最終段階である乾燥に入りました。一週間前にこの日記(463日目)を書いたときにはまだかなり臭いが残っていたのですが、その後2日おきに何度か水を入れ替えたので、臭いも薄れました。水の濁りもほとんど感じられなくなったので、いよいよです!

私はひょうたんを水から引き上げて、表面を洗いつつ、中の水出しとタネ出しをしました。それでもまだタネは少々残りましたが、8割ほど出たのでまあこれくらいにしておきます。あとは、乾燥させてからにします。今はタネも水を吸って膨らんでいるのですが、乾燥させると少しスリムになって出やすくなるのです。

ひょうたんはできるだけ水を切り、口部を逆さまにして、発泡スチロールに突き刺した竹串にひっかけていきます。竹串は2本をクロスさせて使います。

ひょうたんの皮についたキズ汚れはほとんどがこの段階でとれて、表面がすべすべしてくるのですが、ウリキンウワバに食害された実だけはひどい食い跡が残ってしまったなぁ……と思いながら干しました(写真3枚目)。

かなりグロテスク。ですが、これも面白みかな? 今年のひょうたんブサイクチャンピオンはこの子かな?と思っていたのですが……。

干し始めて2時間ほどたったとき、ふと見ると、食害された皮がめくれかかっているのに気がつきました。さわると、ぺろんとカサブタのように取れてしまいました!あらあら!

カサブタの取れた状態が4枚目の写真です。3枚目ほど個性的ではありませんが、これもまた味かな。持ってみると笛にちょうどいい大きさと形。この子は近いうち楽器にしてやりたいなと思います。

あと、何回か紹介してきた(431日目など)「しわくちゃひょうたん」にはヒビが入ってしまいました。皮が極薄なので仕方ないですね。こっちは接着剤とニスで補修して、やはり何か音の出るものにしてやりたいなと思います。

(468日目∞ 3月9日)