後成りひょうたん二度目の水洗い

by 丸黄うりほ

▲1回目の水洗いから数日後、再び蓋を開ける

▲タネがまだたくさん残っています

▲2度目の水洗いが終わったひょうたん

▲空洞を水で満たし、再びゴミ箱へ

▲重石はもうなくても大丈夫

 

先週金曜日(461日目)の日記で、水に戻したひょうたん「ティトゥス」の25個の実。きょうはその水漬けの蓋を再び開けてみました。

写真1枚目をご覧ください。水はまだ濁っていて、表面に少しアクが浮いてきています。とはいえ、前回蓋を開けた時のような強烈な臭いはもうしませんし、煮こごりみたいなかたまりもありません。

私はネットからひょうたんを出してバケツ2つに分けて入れ、再びキッチンの流しに運びました。

そして、またもや振り出し作業です。前回ほど臭くなく、ゲロのような液状のワタはもう出なくなっていますが、まだ中にたくさんタネが残っています。水道の蛇口から流れる水をひょうたん一つ一つに注ぎ、シャカシャカと振り、さかさまにして水と一緒にタネを口部から出すのですが、これが実に根気がいる。

一度の注水ではせいぜい10個ほどのタネが出るだけなので、何度も水を入れかえて振るんですが、それが口部にひっかかったりもします。割り箸で突っついて、また水を入れて振る。そんなことを25個も繰り返していたら、かなり疲れます。

全部のタネを一気に出し切ることはとても無理そうだったので、「まあ、このくらいで……」というところで、今回もギブアップしました。それでも時計を見ると2時間以上かかっていましたが。

2度目の水洗いでかなりきれいになったひょうたんたちを、再び風呂場に置いたゴミ箱システムまで運び、一つ一つの空洞に水を満たしてネットの中へ並べました。今回は、大きめでしっかりしたひょうたんを下へ。そして、小さくて皮が薄いひょうたんを上に置くようにしました(写真4枚目)。

その状態でネットのファスナーを閉じて水を注ぐと、ひょうたんたちはしっかりと水の底に沈みました。もう重石をする必要はありません。

ゴミ箱システムの上部に設置していた重石入りのカゴを取り外しました。ぬるぬるしたアクが中に溜まってかなり気持ち悪いことになっていましたが、このシステムそのものは成功だったと思います。

さて、この状態でまた数日おきます。次に水から出すときは、いよいよひょうたん干しに入れるかな?

(463日目∞ 3月2日)