みつかっちまった?うれしいサプライズ!

by 丸黄うりほ 

▲元気いっぱい。ポットに移された野良ひょうたんたち。

▲ふじっこさんの会社にひょうたんの苗が?

▲こんなところにひょうたんを植えたのは誰?

 

定植したとたんにぐんぐん伸びて、あっというまに親蔓の摘心。うれしがっていたら、成長が早かったのは徒長気味だから……とわかった、我が家のひょうたんティトゥス。

それに対して、ヒョウタン総合研究所所員・ふじっこさんのひょうたん苗たちは、あまり成長していないようです。どうやら、温室がない環境での4月の定植は早すぎたみたい。枯れてしまった苗に代わってやってきた新苗たちは、ぼちぼちと大きくなっているようですが。その一方で、庭に勝手に出てきた野良ひょうたんたちは元気いっぱい。ポットに移してやり、定植できる苗になるまで面倒を見ているところだそうです。

ひょうたんライフ、悲喜こもごもですね。そんなふじっこさんに、またまた先日、うれしいサプライズがあったようですよ!

ある日ふじっこさんが会社に行くと、見慣れないプランターが2つありました。そこに植えられていたのは……?

「あそこはひょうたんや」と、農業マニアの社員 B さん。この方は会社の敷地内でグリーンカーテン的にゴーヤやヘチマを育てているそうなのです。しかし、「なぜ、ひょうたんを植えたのですか?」と問うても B さんは答えません。 Bさんの気まぐれかな、と思ったら、先輩社員の A さんからメールがきました。

「ふじっこをびっくりさせようと思って、ミッション遂行中だった。みつかっちまった!」

このAさんという方。ふじっこさんのひょうたん狂い、もといひょうたん好きにほだされて、今年からひょうたん栽培をスタート。安田ひょうたん店の苗を自宅に植えただけでなく、ふじっこさんがあげたひょうたんランプ館のタネも発芽させていた。

さらに、そのタネの一部を Bさんに渡し、それが苗にまでなった。Bさんは苗を会社敷地内のプランターに定植し、結実するまでシークレットで育てようとしていた。なのに、うっかり「ひょうたんや」と口を滑らせてしまった……。

ふじっこさんによると、「ひょうたんのおかげで、会社での人間関係がめちゃくちゃ良くなっています!仕事もスムーズ!」とのこと。いやー、よかったよかった。やはりひょうたんは福を呼ぶ。みんなを円満にしてくれるラッキーアイテムだということが証明されましたね!

(280日目∞ 5月29日)

※次回281日目は奥田亮「でれろん暮らし」、61日(月)にアップ。

282日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、6月2日(火)にアップします。