浅草で見つけたひょうたん(その2)
by 丸黄うりほ

①階段の上り口にはひょうたん型のランプ

②踊り場には千成ひょうたんの飾り物が!

③2階に上がると、こんな額縁もありました

④もんじゃ焼を楽しむ庶民たち。ひょうたんも見えます!

⑤「食べる縁起物 ひょうたん漬け」をオーダーしました

⑥もんじゃ焼は、あさり、イカ入りのシンプル味をチョイス

⑦「ひょうたん特製チャーハン」に「食べる縁起物」があう!

⑧スタッフさんのユニフォームも素敵です
昨日の続きです。浅草の「仲見世商店街」から少し西に入った脇道にある「江戸もんじゃ ひょうたん」。店名がひょうたんなら、外観もひょうたんだらけ。なかに入るとさらにひょうたんだらけ! ひょうたん狂いの私は、いきなり大興奮です。
予約を入れてあったので名前を告げると「お二階へどうぞ」と案内されました。その階段まわりが、またしてもひょうたんだらけ!まみれ!尽くし!
写真①は階段の上り口にあったランプ。いいですねー!和のインテリアにぴったり。できれば私もこういうランプを自室に飾りたい!
写真②も階段の踊り場にあった飾り。紐でくくった千成ひょうたんが吊るされています。
階段を登りきると、広めのフロアに鉄板が並んでいました。ランチタイムでお客様の入りもちょうど良い感じ。2階にも、ひょうたんモチーフの額縁が飾られています(写真③)。そして、この階で特に目立っていたのが写真④のアート作品です。
もんじゃ焼を楽しんで食べている庶民のようすが描かれた3連の作品で、浮世絵ふうのタッチですがおそらく若い人の作品なんだろうなと思いました。ひょうたん型の徳利や、ひょうたんの落款印ふうなどのモチーフが盛り込まれていて、お店の依頼で描かれたものに違いありません。
私はここまで見てきて、こちらのオーナーさんは只者ではない。かなりのひょうたん好きなのだろうと確信しました。
さて。このお店では東京在住の友達と待ち合わせをしていました。約2年前の「ひょうたん日記」(2024年10月31日)に登場してもらったこともある、かなちゃんです。
かなちゃんは元・大阪市民で、今は江東区にお住まい。90年代には関西で一緒に『強力セッポンナー』というフリーペーパーを作っていたこともある、大変長いつきあいです。ありがたいことに私のひょうたん狂いにも理解があって、今回は「浅草ひょうたん巡り」につきあってもらうことになりました。都内だけど、この界隈に来たことはあまりないそうで、台東区・墨田区をこの機会に一緒に歩いてみようということに。
今年の夏に大阪で一度会って、数カ月。東京で会うのは今回が初めて。元気そうなようすを見て、心がほっこり。
再会を祝ってカンパーイ!
こちらのお店はその名の通り、もんじゃ焼が名物なのですが、メニューをみると居酒屋的な呑みアテや鉄板焼などいろいろな料理が並んでいました。張り紙メニューもあり、そのなかに「食べる縁起物 ひょうたん漬け」なるものを発見。もうこれは注文確定です!(写真⑤)
もんじゃ焼は、基本の「下町もんじゃ」に好みのトッピングをプラスするシステム。明太子、チーズ、キムチなどを入れて濃厚な味にするのが人気のようですが、私たちはあえて味の濃い素材をはずし、もんじゃ焼そのものの味を味わってみようということに決めました。というわけでトッピングとして選んだのは、あさり、イカなどの海鮮です(写真⑥)。
それだけではおなかが空きそうなので、「ひょうたん特製チャーハン」を注文することにしました。チャーハンは鉄板上で自分で作ります。甘辛いタレで味付けすると、なんとなく東京下町風に仕上がりました。「食べる縁起物」はしば漬けで、チャーハンとの相性も抜群です(写真⑦)。
もんじゃ焼は、お店のスタッフさんが説明しながら焼いてくださいました。キャベツで土手を作り、その円の中にゆるく水溶きした小麦粉を入れて焼くのですね。生粋関西人の私は、初めてではないものの、今までに片手の指で足りるほどの回数しかもんじゃ焼を食べたことがありません。しかもここは浅草、もんじゃ焼の本場。全部が珍しく新鮮です。
スタッフさんは気さくな方で、ひょうたんがプリントされたユニフォームの写真も撮らせてくださいました(写真⑧)。
「このお店はどうしてひょうたんというのですか?」
という私のヘンテコな質問にも、「縁起が良いからですよ」とにっこり。
焼きあがったもんじゃ焼は、とろとろの部分と、おこげのようなパリパリの部分があって、どちらもダシの風味が感じられておいしかったです。思っていたよりも軽く、地元の人はおやつにするというのも納得。
かなちゃんと私は、ひょうたんだらけのお店を機嫌よく出て、次なる目的地へと向かいました。
(1498日目∞ 11月5日)
*続きます
※次回1499日目の丸黄うりほ「ひょうたん日記」は、11月11日(水)にアップします。



