初花おめでとう!収穫おめでとう!
by 丸黄うりほ

①純さんの千成ひょうたん。やっと雌花が咲きました!

②西山朝子さんの中国瓢「泫承」もようやく実ができました!

③飯田未和さんの中国瓢「ふくちゃん」絶好調!8個目が結実

④ヤマミーさんの大瓢エース「ダイダラさん」も2個ほど結実!

⑤おもしろい形をしています

⑥おーさきさんの千成ひょうたん。収穫おめでとう!

⑦KFさんの中国瓢「盛綱」も収穫。おめでとうございます!

⑧ともきちさんのハイブリッドひょうたん「へうたーん」たちも収穫
ひょうたんは一年草です。4月にタネをまくと5月には苗となり、6月ごろから花が咲き始め、ピークは7月と8月。花は9月ごろまで咲き、雄花の花粉をもらった雌花がぷくぷくとふくらんで実になります。ただし、実が完熟するまで2カ月以上かかるため、6月の雌花が8月末にようやく実として収穫できるという計算になります。
いっぱんに収穫のピークは10月。ハロウィンがひとつの目安ですが、株が元気であれば花は10月になっても咲いているので、その時期に受粉した花は12月まで完熟しません。そうなると一年草とはいうのものの、結構長いおつきあいになります。
さて。それでは今回もヒョータニストさんたちの畑と庭から、ひょうたん栽培のリアルを報告していきましょう!
まずは写真①をご覧ください。大阪市のヒョータニスト、純さん宅では10月に入って初めて(!)の花が咲きました。しかも花びらの下がひょうたん型、つまりは雌花。ああ長く待ちました。おめでとうございます!
ただし、この日咲いたのはこの雌花一つだけだったそうで、雄花はなし。受粉は叶いませんでした。でも、もしかしたらこれから花ピークがやってくるかも?だとするとかなりのオクテではありますが、絶対にないとはいえません。頑張ってほしいですね。
続いて写真②。大阪市のヒョータニスト、西山朝子さんの中国瓢「泫承(けんしょう)」にも、ようやく実ができました!
「泫承」の場合は雄花ばかり咲いて雌花がほとんど咲かず。こちらもオクテですが本当によかったです。ひとりっこ「泫承」の実は、上品で優雅でシュッとした美形。これから寒くなって株が枯れてしまっても、実だけは12月までぶら下げておき、しっかり完熟させてから収穫してくださいね。
次は写真③にいきましょう。大阪市のヒョータニスト、飯田未和さんの中国瓢「ふくちゃん」も今頃になって花ピークがきたそうです。「ふくちゃん」は先月までに3個結実していましたが、最近になってさらに5個結実。ただいま8個がぶら下がっているそう。初めてのひょうたん栽培で8個も結実させるとは、飯田さんさすがですね!後成りの実たちはあせって収穫せず、やはり12月まで見守っていてくださいね。
続いての写真④⑤は、和泉市のヒョータニスト、ヤマミーさんの大瓢エース「ダイダラさん」の実です。挿し木栽培に切り替えていた株のほうに、新たに2個ほど実ができたとのこと! 写真⑤を見ると3個目もできかかっているようにみえます。
ヤマミーさんによると、前回10月1日の「ひょうたん日記」で紹介した実は途中でしぼんでしまったそうですが、それとは違う実が大きくなってきたそうです。④も⑤もとても面白い形。このまましっかりと完熟してくれますように。
このように10月に入ってもまだまだ若く、遅咲きの青年のようなひょうたんたちがいる一方で、そろそろ瓢生の大団円に差し掛かったひょうたんたちもいます。
写真⑥は小野市のヒョータニスト、おーさきさんの千成ひょうたんです。ついに収穫!おめでとうございます!
薄い緑色をしたつるつるの実たち、とてもきれいですね。そして、一部の実はすでに水浸けも始まっているようです。おーさきさんは、一度にまとめて収穫するのではなく、先に結実したものから段階的に収穫されたよう。ちょっとずつ収穫していくと水浸け容器も小さいものですみますし、中身の振り出し作業も少しずつなのでラク。ただし、受粉日をきちんと記録していないとこの技は使えませんが。
続く写真⑦は東大阪市のヒョータニスト、KFさんの中国瓢「盛綱」の実です。これまた立派なひょうたん。収穫おめでとうございます!
「今年はこの実一つだけ」とKFさん。前回9月2日の「ひょうたん日記」でも紹介しましたが、口部が長くウエストの締まった典型的な中国瓢のプロポーションで、非常な美瓢です。そのままで畳の上に真っ直ぐに立ち、姿勢も大変よろしい。きりりとして風格すら感じます。おそらくこれから水浸けにされると思いますが、どんなひょうたんに仕上がるか?今から楽しみです。
最後に写真⑧をご覧ください。わらわらと並ぶのは、田辺市のヒョータニスト、ともきちさんのハイブリッドひょうたん「へうたーん」の実たちです。収穫おめでとうございます!
同じタネから生まれたとは思えない、さまざまな色と形と大きさ。カラフルな「へうたーん」の実を数えてみると21個あります。斑入りの濃い緑色の実も、薄い緑色の実もありますが、水漬けにするとこれらの表皮はつるりと剥けてしまいますので、この状態は今が見納め。
水浸けが終わり、乾燥が終わったら、このひょうたんたちはどんな姿に変身するのでしょう?わくわく楽しみな秋です!
(1493日目∞ 10月21日)



