今年は様子が違う?京都府立植物園のひょうたん棚
by 丸黄うりほ

①京都府立植物園「四季彩の丘」のひょうたん棚に行ってみましたが……。

②ひょうたんがない!ゴーヤが植えられているだけ?

③いつもの場所とは違うところにひょうたん棚が組まれていました

④西側に一列に植えられたひょうたん

⑤百成に実がつきはじめていました!

⑥北側の2株はどちらもユウガオ

⑦東側の一列は近寄って見ることができません

⑧温室で開花中の「奇想天外(ウェルウィッチア)」
7月11日、京都府立植物園に行ってきました。園内の「四季彩の丘」にあるひょうたん棚をウォッチングするためです。ここでは毎年たくさんの品種のひょうたんが植えられ、最盛期には棚からこぼれ落ちそうなほど実が鈴なりに。その下に立っているだけで幸福感に包まれる、私にとって地球上でいちばん好きな場所。今年はどんな感じかしら……?
ところが。棚のある場所に着いたものの、ひょうたんの苗がまったく見当たりません(写真①)。端っこのほうに蔓植物が植えられていたので近寄ってみると、黄色い花が咲いています。それらはすべてゴーヤでした(写真②)。
ええっ、どういうこと?今年はもしかして、ひょうたんが……ない?
まさかまさかという気持ちで、周囲を見渡してみました。すると、いつもの棚の北側に、ウリ科植物の葉らしきものを発見。鉄のパイプで組んだ棚は、もしかしてひょうたんの棚?近寄ってみると、それはやはりひょうたんでした!(写真③)
ひょうたん棚があってよかった!でも、今年はいつもとずいぶん様子が違う。真四角に組まれた棚のまわりは囲いがあり、棚の下に人が入れないようになっています。
西側に一列に植えられたひょうたんと、北側の2株は通路に面しているので品種名をチェックできましたが、囲いの外からしか見られない東側と南側のひょうたんの品種名プレートは肉眼では読めません。私は写真を撮り、それを拡大してようやく品種名を読みとることができました。
写真④は、西側です。手前から、ミニ鶴、ユーホー、マランカ、千成、百成、十成、アメリカ、大瓢のネームプレートが確認できました。花がちらほら咲き始めていて、百成の苗にはふくらみかけた実もついています(写真⑤)。
写真⑥は、北側です。2つともユウガオで、左が大丸十貫、右が大長干瓢でした。
写真⑦の東側に植えられていたのは、手前から、長瓢、小だるま、かど瓢、鶴首、縮緬いぼ瓢、台湾大瓢、中国瓢、大瓢エース、ヘチマ、ヘビウリ。また南側には長瓢と長太瓢が植えられているようでした。
実がなってきたら、「ああ、なっているな」というのは確認できるかもしれませんが、この状態だといつものように株に近寄って観察することはできません。今年はいったい何があったというのでしょう?
ここからは私の邪推にすぎませんが、もしかしたら連作障害が出たのかもしれません。あるいは、連作障害を避けるために、前もってこのような措置をとられたのかも。ひょうたんなどウリ科の植物は、同じ場所で繰り返し連作すると病気が出やすくなるのです。
いつもと様子が違うとはいえ、今年も「四季彩の丘」にひょうたん棚があったことにホッとしました。
私は、雄株と雌株の両方が同時に開花中だとニュースにもなっていた「奇想天外(ウェルウィッチア)」を見に、大温室へと向かいました(写真⑧)。
(1467日目∞ 7月16日)
※次回1468日目の丸黄うりほ「ひょうたん日記」は、7月22日(水)にアップします。



