ずーっと心にひっかかってることがあって……。

by 児嶋佐織

こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。

ほんとにしょうもないことなんですが、
ずーっと心にひっかかってることがあって……。それは、
2年ちょっと前のデイリーちくわで、裏返したちくわが、ちょっとやぶけてしまったこと……。
いつか完璧に裏返してみたい、そう思い続けて幾星霜。
きょう、ついに再チャレンジすることにしました。ひっくり返すには、穴の大きいちくわのほうがいいんじゃね?と安易にけんかまさんの〈土佐のちくわ〉を購入。土佐のまるごとちくわきゅうりに、ジャストフィットなちくわです。ちくわに、お箸を使ってビニール袋を通して、ちくわが裏返るようにゆっくりゆっくりビニール袋を引っ張っていきます。穴のなかに身が吸い込まれていくようす。お菓子のカヌレみたいに見えんこともないです。見えないか。はっ!!途中でビニールが抜けてしまいました。なんか見たこともない海洋生物みたいになってます。気を取り直してもう1本。こんどはいい調子で吸い込まれてます。あとちょっと、あとちょっと……わーん!あとちょっとだったのに!!しかしここまで来たら、なんとか手で裏返せるはず。できました!!完璧な裏返しちくわ!!
これはこれでなんか別の海洋生物みたいですね。それぞれ輪切りにしてみました。二重ちくわのほうは、とにかくみっしりしていて、すごく食べ応えがあります。断面がなんかちょっと怖いですね。。
そして裏返しのほうは、正直「イカですよ」って出されたら騙されてしまうかも?というくらい、イカです。
2年前のニッスイさんのときも、こんなに変わります?ってくらい別物になったけど、これは八宝菜に入ってたら、きっと成人男女の8割がイカだと思って食べるはず!うっかりイカを買い忘れたときや、子どもさんの夏休みの自由研究などにも、おすすめです。

肴はあぶったちくわでいい、きょうのちくわ。 食べ比べシリーズその2。大寅さんのちくわ2種です。
こじまは〈松ヶ枝〉はそのまま、〈竹輪〉はきゅうりやみょうがなどの野菜と合わせていただくことが多いです。

梅の焼き印が愛らしいちくわたち

お店の方に「どう違うんですか?」とおたずねしたら、「〈松ヶ枝〉は生でそのままがおすすめです。〈竹輪〉のほうは、そのままでもおいしいんですけど、でんぷんを使用しているので、お料理にお使いいただくのにも向いてます」とのこと。
〈松ヶ枝〉は身のつるっつる食感と皮のしゃきしゃきが楽しく、〈竹輪〉はそのままいただくと、皮の香ばしさを感じられます。おでんなどの煮込みに入れてもおいしそう。

どっちもおいしいなーってかわりべんたん食べてたら、ひとりで4本全部食べちゃったんですが、まあ大丈夫ですよね……。