なんと……なんということ……

by 児嶋佐織

こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。

日本が誇る歴史の宝庫、奈良県。
自然豊かで、世界遺産が3つ、暫定を含めると4つもあります。
うららかな春の日に訪れた、こじまの目に映る奈良の景色は、
店舗の大きなガラス窓に、パトカーの映り込むパン屋さんです。

マルツベーカリーさん

近鉄・JR桜井駅からすぐの、マルツベーカリーさん
きょうこちらに伺った目的は……、
そう、ちくわパンが有名なお店なんです!
ここのちくわパンは、焼き込みじゃなくて、コッペパンにちくわのフライが挟んであるそう。このタイプのちくわパンは食べたことありませんよ……。期待に胸躍らせ、つい走り出しそうになるのをぐっとこらえます。

お店の商品がいちばんたくさん並ぶという、午前11時ぴったりに、塚村編集長とともにお邪魔しました。
外装、店内ともにレトロでかわいらしいお店ですが、商品のパッケージも、とてもおしゃれです。

マルツベーカリーのかわいいパンたち

食パンの袋もグッドなデザイン

喜び勇んで、トレイにいろいろのっけながら例のあれを探します。
そう、噂の大人気商品、ちくわパンを。
しかしどこにも見当たらない……。
お店の方にきいてみると、「きょうはもう売り切れてしまって、今から出るぶんも、予約で売れてしまってるんです。」

なんと……
なんということ……

予約で買い占められるくらい人気のちくわパン。
きょうは会えないとあって、憧れはますますつのるばかり。
よよと泣き崩れそうになりましたが、幸いここは塚村編集長が車でときどき通るというルートからすぐ近く。後日あらためて、ちくわパンを予約して購入してもらうことにしました。
気を取り直したパン好きのこじま、ちくわパンも無いのに結構買い込みました。食パンと菓子パン4つで983円。

すこし寂れた感のある駅前商店街(の面影を残す通り)を散策し、次の目的地へ向かいます。

商店街のレコード店(営業中)

もったいぶって続きは次回に。ちくわパンの世界は広い、の、きょうのちくわ。

ちくわの皮inちくわの皮

みんな大好きデイリーポータルZの、2021年GW企画「お役立ち記事100連発」の、
「ちくわにちくわを詰めると野暮ったい」です。
えっと……こじまもちくわ人生結構長いですし、いろんなもん詰めてきました。
でも、まさかちくわにちくわを詰めるなんて考えもしなかった。さすがデイリーポータルZ。
己の尻尾を飲む蛇のような、ちくわinちくわ。

こじまも、こないだご紹介した伏見蒲鉾さんの「ちくわの皮」(4月6日のデイリーちくわ)に、ちくわの皮を詰めてみました。

これはこれで、ちくわ版ルマンドみたいな趣きもあって、ありっちゃありかも。