木造建築は二酸化炭素を固定し、都会に「森」を造ります。その原点である造林と木材加工の現場をご案内します
植林からプレカット加工まで、木材を一貫生産している株式会社山長商店(和歌山県田辺市、榎本長治代表)は、林業の現場や製材工場、プレカット加工を見学するメディア向け見学会を2026年5月27日(水)、28日(木)の1泊2日で開催します。2025年4月の建築基準法改正に対応した、建物の構造設計とプレカットの連携なども紹介します。参加者を募集しています。

自社林(和歌山県白浜町)

機械化された搬出作業

CADと連動して自動化されたプレカット工場

CADオペレーション室
見学会の内容
- 開催の主旨
大阪・関西万博のシンボルとして2557万人の来場者を迎えた大屋根リングは、日本の伝統である木造建築の可能性を大きく広げ、同時に、地球環境の保全に木材が果たす役割をアピールしました。近年、都市に「森」を創る木造高層ビルの建築が進み、公共建築物への木質内装材の採用も増えています。
江戸時代中期の創業から300年、木とともに歴史を積み重ねてきた山長商店は、「森」と「街」を結ぶ企業として、循環型社会に貢献しています。今回の見学会では、自然と共生しながら木を育て、強度に優れた最高品質の紀州材(スギ、ヒノキ)を出荷するまでの過程をご案内します。
- 日程
開催期日
2026年5月27日(水)~5月28日(木)
1泊2日の日程です。初日は自社林と貯木場の見学、2日目は本社・製材工場の見学を予定しています。(天候により入れ替えの可能性があります)
- 公共交通機関のアクセス
JRきのくに線紀伊田辺駅(和歌山県田辺市)
南紀白浜空港(和歌山県西牟婁郡白浜町)
*いずれかをご利用の場合には送迎します
- 見学場所
自社林(和歌山県白浜町)、貯木場(上富田町)、本社製材工場(田辺市)、プレカット加工場、CAD(コンピューター支援設計)オペレーション室、構造設計事務所
- 参加条件
【対象】新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、ネット媒体などメディア関係者
【費用】見学場所を移動するバス代、当日の昼食代は山長商店が負担します。山長商店本社までの交通費および宿泊費は参加者がご負担ください。
- 申し込み連絡先
TEL.0739-22-2605 Email:sakohira@yamacho-net.co.jp FAX.0739-22-0919
山長商店 担当:迫平(さこひら)
- 申し込み締め切り
2026年5月19日(火)
見どころ
1.自社林
山長商店が保有する6,000haに及ぶ広大な森は、年間2万トンのCO2を吸収しています。苗木を植え、育て、伐採する循環型の森林をご案内します。

2.伐採・造材
地形の険しい紀伊山地では、伐採した木材を「野猿」と呼ばれるワイヤーロープを使って集材し、大型林業機械で造材、搬出します。林業機械による造材の作業を見学します。

3.貯木・選木
山から切り出した木材は上富田町の貯木場に集めます。ここで材質ごとに選別し、優良な原木が山長の製材所に運ばれます。

4.製材
職人が1本1本、素材の「癖」を瞬時に見極め、自動製材装置が良質な材を作り上げています。出来上がった角材は、最新鋭の「高温蒸気式減圧乾燥機」で乾燥し、狂いのない安定した品質の材に仕上げます。


*強度の高い紀州材
昔から「粘り強い」と言われてきた紀州材。これまで、和歌山県では紀州材(スギ・ヒノキ)の強さについて、調査研究を続けてきました。その結果、木材の強さを表すヤング係数が、ヒノキはE110、スギはE90と、一般的な同種の木材に比べて遥かに高く、また同等のヤング係数を持つ集成材と比べても個別の性能値が非常に高いことが証明されました。山長商店は2008年7月から国産杉平角JAS認定商品を販売しています。
5.グレーディング
含水率と強度を測定し、自動的に材に印字します。「木材性能の見える化」により、住まい手が安心して使える製品をお届けします。

6.プレカット加工
CADで設計されたデータに基づき、プレカット工場で材を加工します。最新鋭の自動機械による加工と併せて熟練の大工職人を配置。一般のプレカット工場で敬遠されがちな複雑な加工を大工職人が伝統の技でこなします。


7.社内に構造設計事務所
2025年4月の建築基準法改正に対応して、グループ会社としてムクファースト構造設計事務所を設立。柱のサイズや材質の選定、CADによる設計から加工、出荷まで、一気通貫で処理する体制を整えました。


山長商店について
山長商店は、植林から育林、伐採、製材、さらにプレカット加工まで、木材を一貫生産する国内でも数少ない山林事業者です。その歴史は、江戸時代中期に炭問屋として創業して以来300年を数えます。約6,000haの所有林から切り出すのは樹齢60~100年の紀州産スギ、ヒノキです。紀州材は粘り強く強度に優れるのが特徴です。山長商店は、その紀州材を伐採、貯木、製材の各段階で吟味し、選ばれた木材には強度値を刻印して出荷しています。木材には二酸化炭素を固定する役割があり、林業を通じて地球温暖化対策に貢献しています。
【参考動画】
・和歌山県広報番組きのくに21『知事と語る~山長商店 榎本長治会長~』(テレビ和歌山、2026年3月1日放送)
・紀伊民報デジタル 山長商店(林業)「品質へのこだわり」
【表彰】
- 2021年度 農林水産祭林産部門 天皇杯
- 2021年 大日本山林会農林水産大臣表彰

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