【P探】プレスリリースを通して世相を探っているような気がする「プレスリリース探訪(略称:P探)」です。

幼稚園のころは画用紙にクレヨンで「オバQ」を描いて切り抜いて七夕飾りにしていた世代です。
半世紀以上前の話です。

で、1990年半ばから2010年代初頭に生まれたZ世代は幼稚園児だったときに、どんなものを七夕飾りにしていたのでしょうか…。
それはよくわかりませんが、こんなプレスリリースがありました。

【Simejiランキング】Z世代が選ぶ!!「2022年七夕、短冊に書きたい願いごとTOP10」

Z世代は短冊にどのような願いを込めるのかというと…。

第1位は「新型コロナウイルスの流行が終息しますように」。
2位は「恋人ができますように」で、
3位「世界が平和でありますように」。

短冊に書きたい願いごとTOP10

ちなみに昨年、同じ会社が行った調査によると…。
第1位は今年と同じで「新型コロナウイルスの流行が終息しますように」。
2位は「家族みんなが健康で過ごせますように」で、3位が今年2位だった「恋人ができますように」。
今年3位の「世界が平和でありますように」は10位でしたから世界情勢の変化が反映されています。

ところで…。
七夕といえば、織姫と彦星が天の川を渡って一年に一回だけ出会える日といわれています。

これ、幼い頃から腑に落ちないというか、織姫と彦星が気の毒というか…。

七夕の7月7日って、だいたい梅雨の最中ですよね。

雨だとふたりは会えないとも言われている(諸説あります)ので、なんでこんな雨が降る確率が高い日に…と疑問だったのですね。

旧暦の昔、七夕はだいたい今の8月だったので現代の七夕より降水確率は低かったことになります。
新暦を採用して七夕を梅雨の最中に前倒しておきながら、7月7日に雨が降ると「織姫が会えないことを悲しんで流す涙やなぁ」(諸説あります)とか言ってる地上界の人々って…という感じです。

そんなツイてない織姫と彦星に、こんな本をすすめたくなってきます↓

「最近ツイてない」人を救う! 日本古来の開運法を網羅した「開運大全」発売

七夕の短冊の書き方も紹介されています。
織姫と彦星が短冊に願い事を書くのかどうかは知りませんけど…。
日本古来の開運法を網羅した「開運大全」それはさておき…。
今年は過去最短で梅雨明けした地方があって、体感的に例年とは勝手が違うのだけど…。
一般的にはやっぱり梅雨はジメジメして苦手という方は多いはず…(ちょっと自信ない)。
僕の記憶が確かならば「自分は梅雨のジメジメした時季が一番好きっ!」というカタツムリのようなヒトには、まだお会いしたことがありませんし…。
で、「梅雨」をテーマにして調査した結果を発表したのが、このプレスリリース↓

養命酒製造株式会社調べ 梅雨の“じっとりとした気分”を“カラッとした気分”に変えてくれそうな芸能人

「明石家さんまさん」がダントツ、2位「綾瀬はるかさん」3位「大泉洋さん」

…という結果。
カラッとした気分に変えてくれそうな芸能人梅雨の“じっとりとした気分”を“カラッとした気分”に変えてくれそうなアニメキャラについても聞いていて…。

1位「ドラえもん(ドラえもん)」、2位「モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE)」、3位「孫悟空(ドラゴンボール)」、4位「フグ田サザエ(サザエさん)」「野原しんのすけ(クレヨンしんちゃん)」と、持ち前の明るさで爽やかな気分にしてくれそうなアニメキャラが上位に挙がりました。

…とのこと。

「オバQ」が入っていないのが少しく残念です。

あと、気になったプレスリリースはこれ↓

創刊43年、500号を迎える「ムー」編集の「裏の裏」を今、明らかに!『オカルト編集王 月刊「ムー」編集長のあやしい仕事術』が発売開始。

「ムー」は1979年11月号(創刊号)から数えて、2022年7月号で500号を迎えるそうで、2005年に5代目編集長に就任した三上丈晴氏が、オカルト編集のすべてを語るとのこと。
オカルト編集王 月刊「ムー」編集長のあやしい仕事術僕は、この雑誌ファンでありながらも、こんな怪しげな雑誌がこれまで続いてきたのが不思議だと思うわけで…。
「オカルト編集王」というタイトルにも説得力が…あるような、ないような。
いずれにせよ、
創刊から500号の事実そのものに超常現象の気配が充満している印象を受けます。
この謎を解明したいという欲求で食指が動くわけですが…。
皆さんはいかがですか?

織姫と彦星が無事に会えることを祈りつつ、今回はこのへんで。
最後まで読んでいただき有り難うございます。
さて、短冊に願い事でも書きますか。

(岡崎秀俊)