写真家の阿部淳さんが前衛舞踏集団「白虎社」を記録した作品展がThe Third Gallery Aya（ザ・サード・ギャラリー・アヤ）＝大阪市西区江戸堀1-8-24若狭ビル2階＝で開かれている。今月27日まで。
阿部さんは、関西を拠点に活動していた白虎社の映像スタッフとして、1982年から1994年にかけて舞台写真やポスター用イメージなどを撮影。舞台の広報用の写真は白虎社代表だった大須賀勇さんをはじめメンバーと話し合って制作した。国内外の公演先のさまざまな場所を背景に、小道具も用意して撮影したといい、作品は阿部さんと白虎社とのコラボレーションで生まれた。
今回は白虎社が解散した1994年以降、日本では初めてのまとまった展覧会だといい、幅１メートルを超える２つの作品をはじめ計16点を展示している。
開廊時間は正午～午後7時、土曜は正午～午後5時。日曜と月曜は休廊。
20日は午後5時半から「アーティストトーク」が行われる。参加費1000円（1ドリンク付き）。定員25人（要予約）。
