ちくわ大好き!テルミン女王の児嶋佐織さんです。

箏とテルミンのユニット「短冊」として、来たる7月6日(土)の「花形文化通信ウェブ復刊記念の集い」にもご出演くださいます。「デイリーちくわ」でもおなじみですね。

近日、「短冊」の二人のインタビューを公開します!

さて、児嶋佐織さんとは、ちくわの友ではなく、テルミンフレンズです。「テルミンを21世紀に」のスローガンのもと、20 世紀の終わりからテルミン友の会「フレンズ オブ テルミン」で、一緒に活動してきました。準備室のころから、会の事務局は小社に置いております。

しかし、活動といっても、21世紀に入ってからはかなり地味。1)1〜2カ月に1度ほど、メールマガジンを発行する。2)2〜3カ月に1度、テルミン教室を実施する。程度です。

便りのないのはよい便り、といって、無事でいることの証拠。会が地味なのは、テルミンが生きている証拠かな。テルミンがこの世で忘れられていないのは、児嶋さんが演奏しつづけているから、でもありましょう。

テルミンは死なない。なぜなら、それは、テルミンは魔法の言葉だから。テルミンを発明したテルミン博士は、こんな風に言っていたそうです。「私の名字〝テルミン TEPMEH〟を逆から読んでごらん。〝ニ ムリュート HE MPET〟、不死の意味になるだろう」と。(竹内正実著「テルミン–エーテル音楽と20世紀ロシアを生きた男」2000年, 岳陽舎刊 による)

現在の「フレンズ オブ テルミン」のスローガンは、「テルミンを22世紀に」。22世紀まで、あと82年。長生きしてね、児嶋さん。

by 塚村真美

 

児嶋さんの演奏が楽しめる「花形文化通信ウェブ復刊記念の集い」こちら。おまちしております。

児嶋さんに教えてもらえるテルミン教室はこちら。