FOREVER RECORDS 難波店の店長、セトさんこと東瀬戸悟さんです。

ガンジーさんが「ベアーズクロニクル」のインタビューに行くというので、一緒について行きました。

インタビューを始める前に、カウンターに座っているセトさんにコマをまわしてもらいました。静かですね。カラカラってゆってます、コマ。いま流行の「無観客」です。難波ですからね、春場所のお相撲さんに合わせてみました。

というわけでもないのです(取材は2月13日で、いわゆる「呼びかけ」前)が、やはりコロナウイルスでお客さん、特に外国人のお客さんがパタッと来なくなったそう。で、お客さんが来ないのをいいことに、録音するから、と言って音楽を消してもらいました。文字起こしするとき、音楽がかかってるとノイズになって、けっこう起こすのが大変だからです。ちなみに、右側に立ってるのは、ガンジー(石原基久)さんです。

東瀬戸さんのことをみんな「セトさん」っていうのは、それは「ヒガシセト」が長いし言いにくいからでしょうね。そして、「FOREVER RECORDS 」のことは、「フォーエバー」ってみんな言いますね。

あれ、カタカナだったら、フォーエバーレコーズ?フォーエバーレコード?いやいやフォーエヴァーレコーズ?フォーエヴァーレコード?うんにゃフォーエバー・レコーズ?フォーエバー・レコード?それともフォーエヴァー・レコーズ?フォーエヴァー・レコード?え、まさかのフォーレバー?……もういいですね。

掲載するからには、やはりここは正式名称で書かないと、と国税庁の法人番号公式サイトで調べてみたら、「フォーエヴアー・レコード株式会社」とありました。どれでもなかった。大きい「ア」だとは!それは「キヤノン」みたいなもんですかね、「ウイルス」とか。

しかし、私は記事内の「フォーエバー」表記を「フォーエヴアー」にはしませんでした。

なぜならば、「フォーエバー」は「フォーエバー」でないといけない。FOREVER RECORDSは、「花形文化通信」に広告を出してくださってました。毎月のキャッチコピーを私はとても楽しみにしていました。その中でも傑作だったのが「フォーエバー 総入れ歯」ってやつ(1994年5月号no.60)です。これはもう「バー」でないと成り立たない。

ということで、フォーエバーのセトさん。ありがとうございました。

by 塚村真美