ひょうたんと笑顔の祭典!「ひょうたんフェスティバル」(4)
by 丸黄うりほ
5月7日、大阪・北浜「フレイムハウス」さんの協力で実現した「ひょうたんフェスティバル」。午後からはヒョータニストさんたちに加え、一般のお客様にもご参加いただいて4種類のワークショップを行いました。
午後2時からは1階で「ひょうたんランプワークショップ」。2階では「ひょうたん栽培講座」がスタート。ご予約くださっていたお客様がぞくぞくと到着されて、会場はますます賑やかに!
「ひょうたん栽培講座」には、丸黄うりほが先日から栽培中の千成ひょうたんの苗15ポットを持ち込みました。連休前の「ひょうたん日記」(5月2日)では本葉1枚だった苗たちも、本葉2枚に成長(写真①)。定植にちょうど良い大きさは本葉4、5枚と言われていますのでまだ少し小さいですが、なんとかギリギリで間に合った感じ。
栽培講座に参加してくださったのは、「見せ見せ会」にもご参加の坂本真理さん、コンさん、杉浦こずえさん、西山朝子さんと、「見せ見せ会」の見学をしてくださったかよさん、ひょうたん栽培は初めてだというイハリコさん、友清みゆきさんの7名です。しゃべるのに必死で講義中の写真撮影を忘れてしまったのですが、みなさま熱心に耳を傾けてくださいました。
ひょうたん栽培の「基本のき」をお伝えするとともに、「でれろん暮らし」の奥田亮さんが2000年頃に作られた『ひょうたん栽培読本』のコピー本をお渡ししました。この本、ひょうたん栽培の基本がコンパクトにまとめられていて、本当にわかりやすいのです。とはいえ、そろそろ自分でこういう本を作らなければいけないなと思っているのですが……。
あと、シャレにならないひょうたん最大の敵は菌による病気(つる割れ病、つる枯れ病)だと思っているので、その予防と治療ができる唯一の薬「ベンレート」を一包ずつお配りしました。(写真②)
少し多めに持ってきたつもりの15苗はすべてみなさんに引き取っていただくことができました。新たなヒョータニストさんの誕生は私にとって心からの喜びです。もらわれていったお家で、どの苗もすくすくと育ってくれますように!
同じ時間から1階でスタートした「ひょうたんランプワークショップ」は、フェイ・ターンさんが講師を担当してくださいました。こちらは製作に少し時間がかかるということで、栽培講座が終わって2階から降りてくると、まさに取り組みの真っ最中!
まず、選んだひょうたんに下絵を描き、そのガイドにそってキリ、ナイフ、棒ヤスリ、穴あけドリル、紙ヤスリなどを駆使してデザインを作っていきます。きれいに穴を開けるには道具の使い分けや、使い方にコツがあるようです。(写真③④⑤)
フェイ・ターンさんは教え方もお上手。集まってくださった5名様(みわさん、イハリコさん、コンさん、ゆうさん、ひめちゃんさん)もセンスの良い方、カンの良い方ばかりだったようで、みるみるうちにオリジナルデザインのランプが仕上がっていきます。
色が変化するLEDライトの上にひょうたんをのせれば、世界にたった一つだけのランプが完成!(写真⑥⑦)
ゆうさんは、「思っていたよりうまくできた!先生がほめ上手でうれしかった」とコメント。ひめちゃんさんも、「最初から最後まで楽しく夢中になりました」とコメントくださいました。(写真⑧)
(975日目∞ 5月12日)
※次回976日目は奥田亮「でれろん暮らし」5月15日(月)にアップ。
977日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、5月16日(火)にアップします。