千成「ネルウァ」、ようやく最後のステップへ!

by 丸黄うりほ

①白濁した水の下に、ひょうたん100個が

②洗濯ネットを開けると中はタネだらけ

③ひょうたんの中身を振り出します

④振り出し完了!ようやくここまで来ました

⑤発泡スチロールを用意

⑥そこに竹串と割り箸を刺します

⑦ひょうたんを逆さまにしてひっかけ、干します 

我が家はまだ去年の千成ひょうたん「ネルウァ」の水浸け中。早い人の場合2月になると畑の土の準備をはじめ、3月にはひょうたんのタネまきを行うというのに。いくらなんでも、そろそろ次のステップに行かなければ……!

というわけで、本日私は意を決して立ち上がりました。

風呂場に置いた「ゴミ箱システム」の蓋をぱかっと開けてみると、うーん、まだ微妙に白濁していますが、臭いはかなり控えめになりました。これなら、もういける……かな? (写真①)

洗濯ネットに入れていたひょうたんを、台所の流しに運びました。結構重い(写真②)。

ネットの中はタネだらけ。ひょうたんの表面を水洗いし、中の水とタネを振り出します。持ってみて軽くなっていたらほぼ中身が出た証拠、重いとまだ中身が残っているということで、少ないもので1回、多いもので5回ほど水を入れて振り出し作業を行いました。

たくさんあるので、ひょうたんを1個ずつ洗うのはやめておこうと思っていたんですが、ひょうたん干しに入る前にはやはり洗わないと仕方ありません。しかし、半分の50個ほど振り出したところで、かなり疲れてきました。でも、あともうちょっと……、あともうちょっと頑張ってしまわねば!気分は長距離ランナーです。流しにはタネがいっぱいたまってきています(写真③)。

気力を振り絞って全部のひょうたんを洗い流し、バケツ二つに分けて入れました。ここまででだいたい2時間かかりました(写真④)。

次に用意したのは、電気製品などの箱に入っていた発泡スチロールです。これを大きい衣装ケース二つに分け入れて、ベランダの端に置きました(写真⑤)。

竹串を発泡スチロールにぷすぷすと突き刺して、そこにひょうたんを引っ掛け、どんどん並べていきます。一応、割り箸も用意しておいたのですが、10センチ以下の小さな千成ひょうたんの場合は、竹串1本でじゅうぶん支えられるようです(写真⑦)。

千成ひょうたん「ネルウァ」の実、100個全部を竹串に刺し終わった状態が、写真⑧です。ああ、ようやくここまできた!

この状態で干しておけば1週間ほどで乾くはずです。雨が降りませんように。

(930日目∞ 2月16日)