かたちいろいろ、ひょうたん収穫!

by 丸黄うりほ

①ヒロミさんのUFOらしくない実たち

②森野ゆかりさんのUFO「スネイプ」にも実ができました!

③もう一つ実ができそうな、中野由紀昌さんの「雷神」

④アンカー、虎爪さんの「浅尾拓也」は花が咲きました

⑤KFさんは千成「後白河」の実14個を収穫!

⑥美佐子さんの千成「ひょうちゃん」は19個の水漬けスタート

⑦フェイ・ターンさんの千成たちは乾燥終了

⑧さっそくランプ制作も始まりました

もうすぐハロウィン。あっちはカボチャだけど、収穫祭という意味では時期はおなじ!というわけで、ヒョータニストさんたちの2022年ひょうたんが各地でぞくぞくと収穫期を迎えています。

まずは写真①をご覧ください。こちらは、淡路島のヒロミさんが栽培中のひょうたんです(10月5日撮影)。8月12日の「ひょうたん日記」で、ヒロミさんが植えたのは去年収穫した実から採取したUFOのタネだったはずなのに、なぜか親と違う形の実ができたということをお伝えしていました。

「ペガッサ星人の七粒の涙」と名づけられたそのひょうたんは、ご覧の通り3個が堂々とした見事な実になりました。ひと苗で3個でき、去年よりも豊作です。しかも、まだ葉っぱも緑色をしていて元気いっぱい。実の形から、去年のUFOがイプと交雑していたことはもう間違いないですね。ヒロミさんの予想とは違う形のひょうたんになったかもしれませんが、まもなく収穫もできそう。このひょうたんのタネをまいたら次世代はどんな形の実がなるのでしょう? ヒロミさん、どうか試してみてほしいなと思います!

続いて写真②は、6月23日以来久しぶりの登場。奈良市の森野ゆかりさんのUFO「スネイプ」です(10月13日撮影)。6月に定植し、8月のお盆のころに受粉したそうです。少しオクテに育ちましたが、今年もちゃんと実をつけてくれました。まだ花も咲いているそうなので、もしかしたらもう1個くらいできるかも?

写真③は、福岡市の中野由紀昌さんのカラヴィンカひょうたん「雷神」の実です(10月8日撮影)。10月11日に、しっかりと大きくなってきた実を紹介していましたが、その後すぐ小さいのがもう1個できていたそうです。こっちの実もうまくふくらんでくれるといいですね!

私たちヒョータニストの2022年アンカーひょうたんは、千葉県の虎爪さんの「浅野拓也」です。9月8日の「ひょうたん日記」で親蔓の摘心をしたことをお伝えしていましたが、今度は雄花開花のお知らせが届きました。写真④は10月12日撮影です。スタートは遅かったけれど頑張ってますね。この調子で結実までいってくれたらいいなぁ。

続いて写真⑤は、東大阪市のKFさんの千成ひょうたん「後白河」です。先週10月11日には花が咲いていることをお伝えしていましたが、16日、ついに14個を収穫したそうです。「後白河」の実たちはふっくらと丸く、表面はしっかり白っぽくなっていて、どれも可愛いですねー♡ 1個だけ亀裂がありますが、それさえも何かおしゃれに見えます。収穫したての薄い緑色のひょうたんの美は、この時期だけの限定。みなさんも、ぜひ目で存分に愛してください。

なお、「後白河」は今も花盛り。実は未熟な3個だけを蔓に残して、このまましぱらく栽培継続するそうです。

一足早く収穫していた大阪市「フレイムハウス」美佐子さんの千成「ひょうちゃん」は、水漬け作業に入りました(10月16日撮影)。写真⑥はその直前の穴あけのようすです。水漬けした19個のほかに、まだ蔓には15個ほどぶら下がっているそうです。ひと苗で合計30個超えの大収穫ですね!そのうち何個かは、すでにマラカスになることが決まったようですよ。

写真⑦は、さらに一足早く収穫して乾燥まで終わった、東大阪市瓢箪山のフェイ・ターンさんの千成たちです(10月13日撮影)。つるつるすべすべの肌、きれいなひょうたんに仕上がりましたね!一つ一つ違う形、どれ一つとして同じものはない曲線美が素晴らしいです。いちばん手前の、小さいフラスコ型のひょうたんは、とくにフェイ・ターンさんのお気に入り。この子もマラカスになることが決まったようです!

写真⑧は、さっそく穴を開けてランプ制作のようす(10月14日撮影)。フェイ・ターンさんによると乾燥したてのひょうたんはやわらかく、「まろやかタッチ」な穴が開くそうです。しっかり乾いたものと比べると感触も違うのですね。知らなかった!

(852日目∞ 10月18日)