千成ひょうたん「ネルウァ」の新しい実たち
by 丸黄うりほ
1週間前(8月23日)の「ひょうたん日記」で、我が家のベランダで栽培中の千成ひょうたん「ネルウァ」に、再び雌花ラッシュがきていることをお伝えしていました。
その雌花たちがぽこぽこと順調にふくらみ、ひょうたんになり始めました!
写真①〜④はその新顔のひょうたんたちです。まだ成長途中なので大きさも形も安定していませんが、うぶ毛に覆われた表面といい、透き通るようにフレッシュな翡翠色といい、この時期ならではの美しさがありますので、ぜひ紹介させてくださいね。
写真①は、まるで絵に描いたひょうたんのような良い形。なんというふんわりとした優しい丸みなのでしょう。完璧やな、という言葉がつい口からもれてしまいます。
写真②は、ウェストのくびれがほとんど感じられないおデブちゃん。しかし、このブサイクさが良い。なかなかこんな子はいませんぞ。よくぞ我が家に生まれてきてくれました。
写真③は上のふくらみに突起があります。イボひょうたんのように表面が突起とイボで覆われた品種もあるのですが、この苗は千成ひょうたんのはず。お盆をすぎて、栽培期間の後半に突入したら、こういう不思議な実が増えてくるのも楽しいのです。
そして、写真④は、並んで咲いた雌花からできました。孫蔓、曽孫蔓の第3節と第4節に雌花がつきやすいという報告があり、この位置の雌花は同じ日に咲くことが多く、栄養の取り合いでどちらか一方がしぼんでしまうことが多いようなのですが、この実たちは両方ともひょうたんになれそうです。
新顔を含めて7月から現在までにできた「ネルウァ」の実をざっと数えてみると、少なくとも40個はあるようです。今日も明日も咲きそうな雌花がついており、実の数はこれからまだ増えると思います。
葉の勢いもまだあるので、伸びすぎた蔓を刈り取ったり、黄色くなった葉をカットするのも毎日のお仕事(写真⑤)。
また、殺菌剤のベンレートが切れてしまったので、思い切って100g入りの大袋を買いました(写真⑥)。この大袋ベンレート、分袋よりもかなりコスパがいいのですが、計量する道具がついてないので別途購入(写真⑦)。
それと、袋が二重になっているので2袋くっついてるのかなと思ったら、そうではなくて、タテにぱかっと広げると説明書になっているという見たことのない形状をしていました(写真⑧)。なんというか、この銀色の袋の形状に、「めちゃくちゃ理系感」を抱いてしまいました。
(820日目∞ 8月30日)