千成ひょうたんの定植をしました(前編)

by 丸黄うりほ 

①どちらのプランターを使おうか、1株にするか2株植えるか……

②選んだのは75リットルプランター。スリット位置まで鉢底石を敷きました

③「タキイの培養土」20リットル入り3袋を使いきりました

④土に「すぐ植えられる石灰」と「カニ殻」を混ぜ込みます

⑤プランターの端に元肥を置きます

⑥支柱をしっかりと土に埋め込みました

⑦定植する千成ひょうたんは、この苗に決定!

昨日の午前中に、千成ひょうたんの定植をしました。

4月にタネまきをしたマランカという珍種ひょうたんが1粒も発芽せず、急遽5月にまいた「遅まき」の千成ひょうたんです。スタートが遅れてすでに気温が高くなっていたせいか、発芽してからは例年より成長が早かったと思います。

さて、定植する前に悩んだのが、どのプランターで栽培するかということでした。我が家には60リットルと75リットルの二つのプランターがあります。75リットルのほうは去年大型ひょうたんのイプを栽培するに当たって購入したもの。しかし今年は小型ひょうたんの千成ですから、60リットルで十分かと思われます。75リットルのほうなら2株植えられるかもしれません。

しかし、2株植えるとなると蔓の仕立て方はどうするのか?うちのベランダでは難しい……というわけで2株案は却下することにしました。それなら60リットルかなと一瞬思ったんですが、結局75リットルのほうを選びました。というのは、単純に大は小を兼ねる。そして、75リットルのほうが排水スリットが入っていて水はけが良いと感じたからでした。

プランターが決まれば、あとは去年と基本的には同じです。まず、プランターの底に鉢底石を敷きました。だいたいスリットの高さくらいまで。

土は通販で買っておいた「タキイの培養土」で、20リットル入り3袋をすべて使い切りました。ふかふかしていて、本当に良い土です。この土をだいたい5リットルずつバケツに入れて、「すぐに植えられる石灰」と「病気予防カニ殻」をスプーン3杯ずつ加えてよく混ぜて使います。通常、石灰は土になじませておく時間が必要なんですが、この製品はすぐ使えてとても便利。カニ殻は植物にとって「悪いことはなにもない」といわれるくらい良いもの。おすすめです。

その土をプランターに平らに敷き詰めながら、端に肥料を置いていきます。今回は、窒素10・リン酸10・カリ10・苦土1の化学肥料、窒素4・リン酸6・カリ1の油かす、窒素8・リン酸8・カリ8の有機肥料のミックスにしてみました。基本的にひょうたんは肥料食いな植物なんですが、今年は土がたっぷりめなので、肥料の量は控えめにしました。

土の量がだいたい決まったら、支柱を3本立てました。中央の1本は蔓がからみつきやすい場所に。左右の2本は、いずれ出てくる子蔓2本を分岐させて左右に広げていくための支えにします。

ここまで作業したら、すでにくたくた。ニトリル手袋は汗でボトボトです。ちょうど始めてから1時間たっているのでお茶休憩することにしました。

(明日に続きます)

(762日目∞ 6月7日)