フェイ・ターンさんのハマりっぷりがすごい!
by 丸黄うりほ
きょうの「ひょうたん日記」では、ヒョータニスト2年目、東大阪市・瓢箪山のフェイ・ターンさんをクローズアップします。というのも、フェイさんったら本当にひょうたんへのハマり方が半端ない!
まず写真①をご覧ください。こちらは5月18日(748日目)の日記で定植をお知らせした千成ひょうたんです。摘心もすんで、いよいよ花の季節がやってきました。最初に咲いたのは雌花。その後雄花もいくつか咲いたそうで、ランデブーの夜も近そうですね。千成ひょうたんは鉢植えにして自宅の庭や玄関などに置いているそうですが、なんと5鉢(5苗)もあるそうです。
続いて写真②③。こちらは畑に定植した大ひょうたん(百成)とイプの様子です。畑とはいえなんか変?黒いバケツみたいなのが並んでいますよね。これはなんと1個で100リットルも入る巨大なプランターなのです。去年、地植えにして病害が出たことから、今年はすべてプランター栽培することにしたのだとか。この場所に植えられたひょうたんはプランターの数から推測するに7苗あります。しかもプランターの頭上には、ビニールハウスが建設されています。これで梅雨時期の根腐れを防ぐ計画でしょうか?ビニールの覆いをはずしてネットにかえたら、ひょうたん棚にもなりそうだし……、なんとアタマのいい計画なのでしょう!
ここまでですでにひょうたん12苗。私などはもうこれだけあれば十分だよねと思うんですが、写真④をご覧ください。なんと、最近UFO(別名・カーリングひょうたん)のタネを新たにまいたそうなのです。というのも、4月28日(738日目)の時点では順調そうにみえたUFOの苗がほぼダメになってしまったのだとか。それでもあきらめないのがすごい。
とにかくたくさんのひょうたんが欲しい。いま、フェイ・ターンさんはそういう気持ちでいっぱいなんだと思います。なぜ、それほどたくさんのひょうたんが必要なのかといえば、ひょうたんランプです。
写真⑤をご覧ください。すさまじい勢いでひょうたんランプが増殖しています。こちらはすべてフェイ・ターンさんの作品。大小の穴がぽこぽことあけられていて、なんだか海の生物のような、キノコのような、地球外生命体のような感じです。なんとなく草間彌生っぽい感じもします。つまり、かなりやばいです。穴をあけるだけでは足りなくなって、琥珀やレジンで飾り付けたランプもぞくぞくと制作されているようです。これに光をともすと素晴らしい輝きになりそうですね(写真⑥)。
極めつきは、写真⑦です。なんなんだ、この大きなひょうたんは!
フェイ・ターンさんによると、「ネットに出品されていたので欲しくなって、えいっと思って3個とも買っちゃいました!!」とのこと……。
うーん、ひょうたんは人を狂わせますね。そんなこと、同じような瓢狂いの丸黄うりほなんかに言われたくないでしょうが……。フェイさんのこの幸せそうな笑顔が、ひょうたんの底知れぬ魔力を雄弁に物語っています。
(757日目∞ 5月31日)