戻ってきました ∞ 長浜①「GATE“HYOUTAN”」

by 丸黄うりほ

①JR長浜駅前のスーパーのロゴ。「デ」にひょうたんが!

②長浜城歴史博物館と豊公園

③これが、ガラスのひょうたん「GATE“HYOUTAN”」だ!

④「長浜の明るい未来のシンボル」、ひょうたん!

⑤記念撮影。うれしそうなひょうたん女(うりほ)

⑥同行してくださった中野由紀昌さん

木之本の中心部とJR木ノ本駅は少し離れています。駅へ戻ってきてみると次の電車が来るまでだいぶ時間がある。しかし、駅前には道の駅っぽいお店が1軒あるきりで、食堂も喫茶店もありません。しかたなく、中野さんと私は「つるやパン」で買い求めた「サラダパン」をランチにしました。この「サラダパン」は、刻んだたくわんをマヨネーズで和えたものがパンにはさまっているというご当地パン。なんとも珍しい味!

ようやくやってきた電車に乗って、私たちは4つ南のJR長浜駅へ移動しました。

到着するとすぐコインロッカーに荷物を預け、高架になった駅から外を見渡しました。すると……!

……スーパー「平和堂 モンデクール」のロゴが見えました!「デ」の文字の点々にあしらわれたひょうたんは健在! 「モンデクール」とは、長浜の方言で「戻ってくる」という意味らしいです。「はいっ。ひょうたん様、戻ってまいりました!長浜へ!」と、私は叫びたくなりました(写真①)。

というのも、2020年の秋に「ひょうたん日記」でがっつり長浜をレポしたことがあるのです(377日目〜398日目)。(「平和堂 モンデクール」のロゴについてはこちら)。ということで、今回私たちが最初に向かったのは、前回訪れた時にはまだなかった新しいひょうたんスポット。そうです、長浜という街には、ひょうたんモチーフの物件がとにかくいっぱいあるのですが、またできたとの情報が!

駅の西口を出て、長浜城を復元して作られた長浜城歴史博物館の方向へ。その前に広がる豊公園の入り口に、新しいひょうたんが建っていました!

高さ2.4メートル、幅2.9メートル。コンクリートの枠の中に、ガラスで表現された巨大なひょうたん型のモニュメント「GATE“HYOUTAN”」です。(写真②③)

説明文もありました。

「このゲートの正面には、天正2年(1574)、羽柴秀吉が築城した長浜城の復興天守閣が望める。秀吉は長浜城主の門をくぐり、天下人への道のりを歩み始める。秀吉が馬印に使用した瓢箪をくぐることで、長浜の明るい未来へのシンボルとしたい」(写真④)。

最高じゃないか……。そして、ものすごくシュールですよね。夜間はライトアップもされるらしく、「これは映えスポットよね」ということで中野さんと私は撮影タイムに入りました(写真⑤⑥)。しかし、よく見ると芝生はめくられているし、黄色いテープがちょっと気になる。ひょうたんが建ったのはまだ去年の3月のことなのに、また工事をしているとは。長浜市はよほどお金持ちの自治体なのかな?うん。きっと、ひょうたん様のご利益があるに違いない!

戻ってきた長浜レポ、来週に続きます。

(684日目 ∞ 1月28日)

*次回685日目は奥田亮「でれろん暮らし」、1月31日(月)にアップ。

686日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、2月1日(火)にアップします。