有馬ひょうたんレポ(その4)太閤の湯・写真スポット

by 丸黄うりほ

①「太閤の湯」にやってきました

②入口そばの館内案内図。黒白黄赤桃!

③「写真スポット」とは?

④靴箱のキーにもひょうたん

⑤仕切り板にもひょうたん

⑥壁にもひょうたん

⑦案内サインもひょうたん

⑧秀吉の馬印、金の千成ひょうたん!

 「有馬温泉 太閤の湯」の玄関までやってきたふじっこさんと私。館内に入る前からひょうたん物件を多数発見していた二人は、期待と興奮で胸がどきどき。ひょうたんアイは全開。口元は喜びで半開き(マスクしてましたけど)。

一歩なかに足を踏み入れると……、いきなりありました!ひょうたん物件!

入口の近くに館内案内図が貼られていました。とーっても広そうです。

じつにたくさんの種類のお風呂があるようでしたが、私のひょうたんアイが最初に激しく反応したのは、「ひょうたん夢蒸楽」という文字列です。収穫したひょうたんを蒸して、つるつるすべすべのお肌に仕上げるようなイメージが、ぱああーっと脳内に浮かびました。しかも、その下には黒びょうたん、白びょうたん、黄びょうたん、赤びょうたん、桃びょうたんとあります……! なんなのこの、ひょうたんインフレは! 最高じゃないですか!(写真②)

さらに、案内図にはカメラマークとともに「写真スポット」という文字があり、黄色のひょうたんマークが輝いていました。そこに添えられた「千成ひょうたんオブジェ」という文字列に期待がますます高まります(写真③)。

さて。入館者はまず靴を脱いで靴箱に入れるように案内されます。そのキーホルダーがやはりひょうたん!上下のふくらみが腰部できゅっと曲がり、顔を寄せ合っているみたいな愛嬌のある形をしていますね(写真④)。

フロントには長めの行列がすでにできていました。列にそって仕切り板が並べられていましたが、それにもひょうたん型にくりぬいた意匠が。こちらのひょうたんも少し下半身をひねっていて、可愛らしい!(写真⑤)。

さらに、フロント奥の壁にはひょうたん型の障子がありました。近寄ってみると本物の障子ではなく、プラスチックでできていました。おそらく、照明か。もしかしたら単なる飾りかもしれません。このひょうたんはほぼ左右対称で、美形タイプですね(写真⑥)。

私たちはここで入浴料を支払い、ロッカーキーと浴衣を受け取りました。そして、館内を眺め回すと、柱に貼られた案内サインが、あれもこれも全部ひょうたん!(写真⑦)

さらに極め付けは、ホールの中央に太閤・秀吉の馬印が鎮座しているのが見えました。金色に輝く千成ひょうたんの立派なオブジェです(写真⑧)。うわぁぁ、ひょうたん濃度が高くてクラクラする……!

お客さんたちがこのひょうたんの前でポーズを取り、楽しそうに記念撮影されていました。そう、ここが「写真スポット」なのです!! よーし、私らもじゃんじゃん撮るぞー!!

(明日に続きます)

(654日目∞ 12月8日)