ドミティアヌスの兄弟苗たちは?

by 丸黄うりほ

▲我が家のひょうたんドミティアヌス、今朝の様子

▲フェイ・ターンさんにもらわれた「イプ・ターン」(中央)

▲K・Fさんにもらわれた「パートン」

▲フレイムハウスさんにもらわれた「名前はまだない」

▲昨年のUFOたちはランプシェードに加工中

 

我が家で発芽し、本葉3〜4枚まで育てたイプ6苗。そのなかから1苗だけが我が家に残り、その苗にドミティアヌスと名付けたことは昨日の日記で書きました。ローマ皇帝の名を付けたひょうたんは、また今年も我が家のベランダを占拠することになるでしょう。

今朝、ドミティアヌスの様子を見たら、3枚目の本葉が定植前よりも少しだけ大きくなっていました。うちのベランダ、気温は高いのですが、西向きなので午前中の日当たりが今ひとつ良くない。それがぺたっと開いた葉の形状にも表れています。

さて。ドミティアヌスと一緒に育った兄弟苗たちは、ありがたいことに全員無事にもらわれていきました。もらわれていった順に紹介していきましょうね。

1の苗は、瓢箪山にお住まいのテルミン奏者フェイ・ターンさんにもらっていただきました。さっそく「イプ・ターン」という名前を頂戴し、現在栽培中の天下一や大ひょうたん(百成)の苗たちに混ぜてもらったようです。いっこだけ図体がでかいのでよくわかりますね。元気で頑張れよ!

2の苗は、三国のお料理教室・ウーピーキッチン西山朝子さん宅へ。西山さんは毎年我が家のひょうたん苗を引き取って、可愛がって育ててくださっているのです。今年のイプもすくすく育ちますように。

3の苗は、西成のゲストハウス・ココルームさんの庭へ。そこのスタッフであり、ヴォーカリストでノコギリやギターの演奏家でもある垣井しょうゆさんに苗を託しました。快く引き取ってくださり、お庭に植えることを許可してくださった、しょうゆさんとココルームのみなさんに感謝。

4の苗は、東大阪にお住まいのK・Fさんのもとへ。K・Fさんも毎年我が家の苗を引き取ってくださるヒョータニスト。つい先日の「ひょうたん日記」(509日目)で紹介した「ゆげひょうかん」をくださった方でもあります。最近ご覧になった映画『JUNK HEAD』の主人公がちょっとひょうたんぽかったということから、その名をいただき「パートン」と名付けられました。パートン、よかったね!

5の苗は、北浜のサロン喫茶・フレイムハウスの美佐子さんに引き取っていただきました。こちらも毎年我が家のひょうたん苗を上手に育ててくださっている方なので、もうおなじみですよね。去年のUFOから実った1個が小布施の奥田亮さんに渡り、タネが淡路島のヒロミさん宅にも渡って、いま各地で芽吹いています。お店では、ひょうたんランプのシェードとして加工中だというUFOの実たちと、イプ苗のツーショットを撮影することもできました!

苗を引き取ってくださったみなさん、本当にありがとうございます。

それぞれの場所をもらった兄弟苗たち。新しい環境で元気に生きていくのだよ!

(512日目∞ 5月14日)

 

※次回513日目は奥田亮「でれろん暮らし」、5月17日(月)にアップ。

514日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、5月18日(火)にアップします。