生ゴミ投入
by 奥田亮
そろそろ畑の準備をしないといけないと思いつつ、寒い日が続いてなかなか重たい腰が上がらなかったのですが、いよいよ春らしい気温になってきましたので、よし!と、まずは生ゴミのボカシ和えを畑に入れる作業をやりました。
生ゴミは台所のシンク近くに大きめのタッパーを置いてまずはそこに入れてささっとボカシを混ぜて溜め、いっぱいになったら蓋付きのバケツに移して溜めていきます。これまではバケツが一杯になったらすぐに畑に入れていたのですが、あらためて家庭菜園の先生に聞くと、2カ月ほどは熟成発酵させてから畑に入れた方がいいとのこと。いずれにせよ冬場は畑が雪で埋まるので、溜めておくしかありません。そこで今年からはバケツをもう一つ用意して、二つ目のバケツがいっぱいになったら一つ目のバケツを空けるというローテーションにすることにしました。それでなんとかギリギリ冬は越せそうです。
ということでいよいよ満を持して、2〜3カ月熟成発酵させた生ゴミを畑に投入しました。生ゴミというとあまりいい印象はないのですが、ちゃんと発酵させると漬物のようないい香りがします。そこにさらにボカシを追加投入し、さらに先生の指導に従って鶏糞と籾殻を入れて土に鋤き込み、ビニールシートをかぶせました。これで2カ月後にはいい土になっているはず。雪の積もる前に畑にいれた生ゴミはきれいになくなっていい土になっていました。
そんなふうに、少しずつ今年のヒョウタン栽培に向けて準備を進めておりますが、ここでちょっとご案内です。でれろん暮らし37回、38回でお伝えしたオンラインライブ「世界だじゃれ音楽祭2020」の総集編的映像が完成し、YouTubeにアップされたとのお知らせをいただきました。題して《千住の1010人from 2020年『2020年を作曲する 世界だじゃれ音Line音楽祭』》。
音楽家の野村誠さんを中心に、多くの人が参加して延べ4日間開催されたこのイベントを、リミックスしてぎゅぎゅーっと約10分に凝縮した映像作品で、音だけを聞いても聞き応えのある面白い作品に仕上がっています。作品のコンセプトや参加アーティスト名は、YouTubeの概要欄に載っています。私も少し登場しています。
こういうものを見ると、また何かやりたいなという気持ちが少し浮き上がってくるような気がするのですが、よく考えたらこのオンラインライブ以来、一度もヒョウタン楽器に触れていないではないですか。まあ、まだ時ではない、ということにしておきましょう。でれろん。
(472日目∞ 3月15日)