可愛い♡十成ひょうたんストリート!

by 丸黄うりほ

▲音符のように並んだ十成「矢吹丈」の実🎵

▲豆ひょうたん「里中智」の狂ったような雄花畑

▲大ひょうたん「ロック」の実は面白い形!

▲「やっちゃん」「まーくん」にも実がなりました

 

4月からのひょうたん栽培も、そろそろ折り返し地点。きょうは、ずっと一緒に走っているヒョウタン総合研究所所員ふじっこさんのひょうたん栽培の、中間報告をしますね。

まず1枚目の写真をご覧ください。ずらりと並んだひょうたん!これは庭に植えた十成ひょうたん「矢吹丈」の4個の実と、百成ひょうたん「ゴローちゃん」の実1個です。「ゴローちゃん」は向かって左端。

ふじっこさんのお家の庭は低い位置にあって、高くなっている道路側から見るとこんなふうに見えるのだそうです。並んでぶら下がっているひょうたんが、まるで音符のようですね。道ゆく人も思わず足をとめてしまいそう……。このまま収穫期の9月まで無事に過ごしてほしいです。

植木鉢で栽培中の豆ひょうたん「里中智」は、実が5個なったそうですが、その後咲くのは雄花ばかり。2枚目の写真も、狂ったように雄花ばかり咲いていますよね……。まるでニキビ面の少年たちでいっぱいの男子校のようです。女の子がいない。なんだかせつない。

畑のほうは炭疽病が猛威をふるっていて、いくつか実りかけていた大瓢タワー「超明日香」の実はすべてダメになったそうです。大ひょうたん「ロック」の実もわずかに2個残るだけになってしまいました。

しかし、3枚目の写真のように「ロック」の実はなかなか面白い形をしています。下の膨らみが極端に大きくて、下半身デブ。美形とされるひょうたんのプロポーションからはかけ離れていますが、私はこういう形大好きです!! まだ成長途中だと思いますので、大きく実らせてぜひ楽器にしてやってほしいな。

スーパー長瓢「おろち」も、炭疽病にやられてだいぶ弱っているようです。花もずっと雄花ばかりだったんですが、先日ようやく初めての雌花が1つ咲いたらしい!この調子で蘇ってくれることを祈ります!

会社で育てている「やっちゃん」と「まーくん」は元気そうで、どちらも実をつけ始めました。このひょうたんたちは、もともと養老の「らんぷ館」でふじっこさんが入手したタネから会社の農業マニアBさんが発芽させたもの。品種は不明でしたが、どうやら百成か十成(中ひょうたん)っぽいですね。

会社の休日にも水やりができるように、ふじっこさんは百均で見つけた給水システムをつけてみたそうですが、効果はイマイチなのだとか。やはり人力での水やりが必要みたいです。1日も水を切らすことができない、この時期のひょうたんのお世話はなかなか大変です。

最後に。道端にゲリラ的に放った野良ひょうたん「ベム」「ベラ」「ベロ」は全員静かに息を引き取ったということです……。

(318日目∞ 7月22日)

 

連休中の「ひょうたん日記」はお休みをいただきます。次回319日目は奥田亮「でれろん暮らし」、7月27日(月)にアップ。

320日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、7月28日(火)にアップします。