ティトゥスに9個目の実がなりました!

by 丸黄うりほ 

▲9個目の実。手前の雌花は実になれなかった。

▲6月受粉の8個はどれも高さ22センチほど。

▲ここにも2個隠れています。みんな形が似てる。

▲大きなハチ?かと思ったけど違った。 

 

今年の梅雨は長いですね!とはいえ、もうすぐ海の日、夏休み。今年はコロナのせいで夏休みの日程が変わった学校もあるのかもしれませんが。

4月にタネまきをしたひょうたん「ティトゥス」の栽培も3カ月を過ぎました。マラソンにたとえると、そろそろ折り返し地点といったところです。

先週久しぶりに咲いた雌花は、1個だけ実になりそうです。1枚目の写真をご覧ください。現在高さ15センチほど。上の膨らみが小さくて、全体的に細長い。なかなか上品で優美な形ではないでしょうか。ひょうたん「ティトゥス」9個目の実は、ティト実9号と名付けたいと思います。

手前に、もうひとつ小さい実が写っていますが、これはひょうたんになれなかった雌花です。おそらく、数日すると全体が茶色くなってしぼんでしまうと思います。

6月に受粉した雌花たちは、同じ日に4個、次の日に4個咲き、あまりにラッシュだったため、どれが1個目でどれが8個目か判別がつきません。なので、北側の蔓のベランダ外側についたのをティト実1号、2号、3号とし、北側の蔓の内側についたのをティト実4号、5号、6号、南側の蔓のベランダ外側についたのをティト実7号、南側の蔓の内側についたのをティト実8号と呼ぶことにします。

それに従うと、2枚目の写真はティト実8号で、3枚目の写真は葉に隠れていますが、ティト実4号と5号になります。

この8個の実は、雄花不足のため同じ雄花で受粉したせいかプロポーションがどれもよく似ています。高さもどれも22センチ程度。大きな傷もいまのところなく、優等生的な美形揃いだと思います。

あと40日ほどこのまま無事に過ごすことができたら収穫できるのですが、そうはいかないでしょうね……。栽培期間になにかしらアクシデントの起こるのがひょうたん栽培。

アクシデントといえば。先日、ひょうたんの葉に大きな黄色い虫が止まっていてぎょっとしました。一瞬スズメバチか?と思い、とりあえず写真を撮って調べてみたら違っていました。

オオスカシバという翅が透明な蛾だったようです。なんと、この蛾を「かわいい」と言って飼う人が結構いるらしい。クチナシの葉が好物ですが、ひょうたんには害がないことがわかりました。遊びに来てただけだったんですね。

(317日目∞ 7月21日)