6月のひょうたんは成長期!
by 丸黄うりほ
我が家のひょうたんティトゥス。5月は曇りの日が多かったのと水のやりすぎ、水はけの悪さで徒長気味だったのですが、だいぶ回復してきました。新しく伸びてきた子蔓の葉は、親蔓の葉のように垂れ下がることもなく、今のところいい感じです。
水は、今までの半量の2リットルに減らしました。プランターから水がにじみ出てくるのは30分ほど経ってからで、やはり水はけには少々難ありのようですが、とりあえずしばらくはこの量でいきます。プランターの下に板を敷いたのは正解でした。水はけの状態がわかりやすいです。
6月のひょうたんは成長期で、そろそろ追肥してやらないとならないのですが、徒長して根が弱っている場合に肥料をやるのは逆効果。なので、まずはメネデールを与えました。メネデールのラベルには「植物活力素」とあり、肥料ではないらしいです。去年のひょうたんウェスパシアヌスが瀕死状態のときに、メネデールと殺菌剤ベンレートによって助けられたので、今年もこの薬液にときどき頼ろうかなと思います。
このところの蔓の伸び方はびっくりするほどです。朝と晩で、はっきりと長さが変わっています。これをほったらかしにしておくとぐちゃぐちゃになってしまう。ということで、今の時期はほぼ毎日、ビニタイで蔓を誘導してやらねばなりません。
ビニタイといえば、この日記の279日目(5月28日)に、「8の字くくり」について書いたのですが、これは本当にいいですね!とくに種苗会社バージョン。支柱ではなく、今はネットに「8の字くくり」なのであまり見た目は「8」っぽくないのですが。本当に蔓を傷つけず、しっかりとめることができます。
6月のひょうたん、子蔓を伸ばす時期のひょうたんは、人間でいうとティーンエイジャーに当たります。私はタネの発芽が誕生、苗が幼稚園児、定植が小学校入学、摘心後の子蔓の時代が中高生、孫蔓時代が青年期だと常々思っています。花や実はまだこれからで、見た目は緑ばっかりで地味。しかし、ひょうたんの一生にとってはとても大切な時期です。
この時期の葉はみずみずしい緑色でとてもきれいです。風に揺れるひょうたん葉や巻きひげを眺めながらの夕涼み、ベランダで飲むビールがうまい!
(285日目∞ 6月5日)
※次回286日目は奥田亮「でれろん暮らし」、6月8日(月)にアップ。
287日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、6月9日(火)にアップします。