ふじっこさんの畑に棚ができました!

by 丸黄うりほ

▲庭のようす。石垣の前にネットをはりました。

▲畑は支柱で棚を組み、ネットをはりました。

▲蔓を支柱にはわせてから、ネットにあげていく予定。

 

さて、私のひょうたん仲間である「ヒョウタン総合研究所」所員、ふじっこさんのひょうたんはどんな様子でしょうか。連休をはさんで、約2週間ぶりの報告です。

まず、1枚目の写真。十成と、百成を定植した庭のほうからいきましょう。右側の苗が百成です。左側に植えた十成の苗はシャクヤクに隠れて写真では見えませんが。

こちらは石垣の前に支柱を2本立てて、その脚を大きな石で固定。そこにきゅうりネットをはりめぐらすという作戦です。昨年は同じ場所・同じ方法で、中ひょうたん1苗と千成2苗が育ちました。今年は2苗ですから伸びていく場所が少し広がりましたね。あんどん型の米袋の保護カバーもはずれて、さあスタート、頑張れ!と声をかけたくなります。

2枚目と3枚目の写真は、スーパー長瓢と、大ひょうたんと、大瓢タワーを定植した畑の様子です。

最初、ふじっこさんは畑も庭と同じように支柱を立ててきゅうりネットを張り、それをフェンスに斜めにもたせかけていました。ところが、連休中に養老の「安田ひょうたん店」さんの棚組みを見せてもらって、やり方をイチから変更したのだそうです。

やり直した棚組みでは、支柱をフェンス沿いと畑の中央にまっすぐに立て、その上部に横に支柱を渡して棚を作っています。ネットは畑から上部の棚にまで広げてはりました。また、ひょうたんの苗の脇に1本ずつ細めの支柱を立てて、そこからネットにあげていくことにしました。

私は変更前の棚組みの写真も見せてもらったのですが、確かにこの新しい方法のほうが丈夫そうです。ここに植えた3苗はどれも大きな実のなる品種ですから、棚組みはしっかりしているに越したことはありません。

ところで、ふじっこさんが再び安田さんの所に行ったのは、新しい豆ひょうたんと、スーパー長瓢と、十成の苗を入手するためでした。そうなんです、明日香美人の苗が枯れてしまって、かわりに大瓢タワーの苗がやってきたことを262日目(4月30日)にお伝えしましたが、その後、それらの3苗も次々に弱ってしまったのだそうです。

定植がうまくいかなかったのは、土のせいではないかとふじっこさんは推測しています。新しい苗たちには市販の土を使って、再び栽培を試みる予定だとか。今度こそ、みんな頑張って生き延びてほしい!

(267日目∞ 5月12日)