UFO のタネが発芽しました!

by 丸黄うりほ 

▲タネから突き出た白い小さなツノ。かわいい!

▲UFO栽培スタート!よーいドン!

▲発芽しなかったタネたち。まとめてポットまき。

 

ちょうど1週間前、256日目(4月21日)の日記で、 UFOみたいな形の実がなるUFOという品種のひょうたんの芽出し処理を始めたことを書きました。

その後はなかなか順調で、土曜日に5粒から発芽し、その翌日には2粒から発芽しました。1枚目の写真は土曜日の発芽のようすです。タネから白いツノがにょっきり突き出ているのがわかりますか?これがひょうたんの芽なんです。とてもかわいいですよね♡

芽が出たら、つぎはタネまき。用意したのは直径9センチのビニールポット。底に水はけをよくするための鉢底石を3個くらいずつ入れて、水を揉み込んで湿らせた「たねまき培土」をポットの8分目くらいまで入れ、その上に発芽したひょうたん UFO のタネを1粒ずつのせました。

タネの上に覆土を1センチくらいのせて、土の表面に霧吹きで水をふきかけ、発泡スチロールの保温箱へ。ポットの上に水で湿らせた新聞紙をかけ、箱には小さな穴の空いたビニールをかけて、四方を洗濯バサミで止め、簡易温室が完成。このままの状態で、双葉が顔をのぞかせるまでは暖かな室内で育てます。何日くらいで土から出てきてくれるでしょうか?わくわくします。

翌日発芽した2粒の UFO も同じようにしてポットにまきました。この作業によって、できた UFOポットは全部で7個となりました。

購入した UFOのタネ袋には9粒入っていましたので、まだ発芽していないタネは2粒ということになります。いっぽう、248日目(4月9日)に芽出しを始めた「ギフヒョウ」は先週やっと芽が出た1粒をのぞいて、ほかは沈黙したまま。また、「オクダイプ」は全部が沈黙したままです。

このタネたちは、もう発芽しないのかもしれません。ですが、たまーに、ものすごく遅れて芽が出る寝坊助がいるんですよね。もしかしたら、このなかにもそういうオクテがいるかもしれません。

ということで、未発芽のタネをまとめてまくことにしました。3枚目の写真を見てください。左が「ギフヒョウ」7粒。右が「オクダイプ」15粒で、どちらも11センチのポットです。手前が UFO 2粒で、こちらは9センチポット。

これらのポットは、ひょうたんの墓になるのでしょうか。それとも、ここからサバイバーとなるひょうたんが出てくるでしょうか?どうなりますやら……?

(261日目∞ 4月28日)

 

丸黄うりほ  ライター・編集者。ひょうたんをタネから育て、その実から音の出るものを自作し、演奏する楽団「ヒョウタン総合研究所」立ち上げ所員。ソロで「オール電化ひょうたん」としても活動中。ひょうたん栽培歴は15年ほどになるが、畑がないので毎年マンションのベランダでプランター栽培している。「花形文化通信」では、ほかにインタビュー記事を担当。

ふじっこさん  「ヒョウタン総合研究所」所員。ひょうたん栽培2年生。今年は自宅の庭と畑で6品種6苗のひょうたん栽培に挑む。そのようすを丸黄への報告と写真提供でリモートひょうたん活動中。

※次回262日目は4月30日()にアップします。