宇治市植物公園「ひょうたん展」に行ってきました

by 丸黄うりほ

▲「緑の館」の一画を使っての「ひょうたん展」。

▲ひょうたん楽器はさわってもよし、演奏もOK!

▲市民や子どもたちが作った作品。

▲ひょうたんの福笑い。これは楽しい!

 

先週末のこと。花形文化通信の編集長からもらったメールに、宇治市植物公園で「ひょうたん展」開催中という情報が。「えっ、全然知りませんでした!いつまで?」「3月8日で終了!」というわけで、あわてて行ってきました。

「ひょうたん展」は2月20日から開催されていたようです。植物園や植物公園でひょうたんがクローズアップされるのは実がぶらぶらとなっている夏や、収穫期の秋が圧倒的に多いのに、なぜこの時期に?まあそれはともかく、ひょうたんが注目されるのは気分がいいです。

近鉄大久保駅で電車を降りて徒歩30分。バスもあるようでしたが運動不足解消のために歩きました。「ひょうたん展」は、公園の入場口でもある「緑の館」の一画を使って展示されていました。

まず、中央の長机にひょうたん楽器が並べられているのが目を引きました。シェケレ、マラカス、イプヘケ、ギロ、ワムデなどの打楽器を中心に、ひょうたん笛フルス、コブラの笛、弦楽器ルバブ、旋律打楽器バラフォン、カリンバもありました。コンパクトなスペースでありながら、代表的なひょうたん楽器はほぼ網羅されていて、なかなかの充実ぶりです。

しかも、この展示は自由にさわることができ、音を出して遊ぶことができるようになっていました。訪れていた子どもたちや、私を含む大人たちも楽器を振ってみたり、叩いてみたり。バラフォンでかなり上手に演奏をしている小学生もいて、「ええぞ!ええぞ!」と心の中で思わず応援してしまいました。

ひょうたんグッズのなかでも楽器に焦点を当てた展示を、植物公園でここまでやってくれるとは。拍手!

もう一つの長机には、ひょうたん工芸が展示されていました。こちらは市民や子どもたちが作った作品ということで、素朴でほのぼのとした仕上がりのものばかり。どうやら別の日に絵付けのワークショップなども開催されていたようです。

工芸作品のなかで面白かったのは「ひょうたんの福笑い」。いいアイデアですね。自分でも作ってみたくなる……。子どもたちにも大受けでした。

宇治市植物公園「ひょうたん展」レポートは、明日に続きます。