うどんこ病は梅雨と秋に暴れる!

by 丸黄うりほ

▲わずかに残された葉が真っ白に……。

▲ベニカXファインスプレー、いつも置いておかなくちゃ。

 

今日から11月。今年はいつまでも暑かったけれど、ここ数日はさすがに涼しくなって少し肌寒いと感じるほどになってきました。空気は乾燥して、べたつき感はなくなってきましたね。一般的には過ごしやすい、いい季節がやってきたと喜ぶべきなのでしょうが。

問題は、うどんこ病です。アブラムシやウリキンウワバにやられてだいぶカットしてしまい、わずかに残っているだけになってしまった緑色のひょうたんの葉を、ただ今うどんこ病が猛烈に責め苛んでいます。無傷の葉はほぼ残されていないほど、徹底的にやられてしまいました。

うどんこ病は、ひょうたん栽培をしていると毎年必ず出てきます。スフェロテカという菌による病気で、葉にうどんの打ち粉をしたような白いふわふわしたカビが一面に生えます。5月から11月にかけてが活動期で、ひょうたん栽培の時期とかさなっており、いつでも出てくる可能性があるのですが、35℃を超えると出にくくなるらしく、真夏はわりあい大人しくしています。

うどんこ病がはびこるのは梅雨と秋です。とくに、我が物顔で暴れまわるのは秋、それも晩秋だと思います。梅雨時期はまだひょうたんの苗が若くて抵抗力があるのに対して、秋になると老いて弱ってくる。そこをガンガン攻めてくるのです。

うどんこ病は酢や重曹で予防することもできるし、市販のスプレータイプの農薬をまけば、とりあえず一時的には引っ込みます。ただし、こまめに手入れをしないとなりません。我が家では、常備薬のように「ベニカ Xファインスプレー」というのを置いていたのですが、1週間前に切らしてしまい、それから少しの間手入れを怠っていると……。こんなありさまです。

きょうはもう見ていられなくなって、ホームセンターに自転車を走らせて買ってきました。常備薬は切らしちゃいけませんね。

 

※次回145日目は11月5日(火)にアップします。