花も実も。ヒョータニストさんたちの栽培報告

by 丸黄うりほ

①7月31日、中野由紀昌さんのカラヴィンカひょうたん

②8月6日、コンさんのかど瓢にもようやく花が咲きました

③8月11日、おーさきさんの千成。涼しげに実っています

④8月20日、ヤマミーさんは千成を早くも収穫

⑤同じく8月20日、ヤマミーさん宅の「遅咲きガール」たち

⑥8月25日、フェイ・ターンさんは台風前に千成の一部を収穫

⑦8月15日、ともきちさんの「へうたーん」に雄花が

⑧8月19日、「へうたーん」の雌花、この形は……?

⑨8月29日、雌花がふくらんできました!

全国のひょうたん好きの仲間のことを、この「ひょうたん日記」ではヒョータニストさんと呼んでいます。今日はそんな仲間たちのひょうたん栽培のようすを約1カ月ぶりにお伝えしていきましょう。

写真①は福岡市の中野由紀昌さんが7月31日にフェイスブックにアップされていたものです。糸島市のひょうたん園・カラヴィンカさんで入手した苗が好調で、すでに5個結実しているということをお伝えしていました(7月3日)が、31日の時点ではなんと16個結実。葉はすでに枯れて実の表面の色もかなり白くなっています。そろそろ収穫もできそうですね。

写真②は吹田市のコンさん宅の「かどコン」(前回登場8月1日)。8月6日、オクテのかど瓢に、待ちに待った雄花が咲きました。コンさんによるとその後も咲くのは雄花ばかりなのだとか。雌花カモン!もうひと頑張りしてほしい。

続いて写真③は、小野市のおーさきさん宅の8月11日のようすです。今年、おーさきさんには縮緬いぼ瓢と千成ひょうたんを1苗ずつ引き取っていただき、大切に育ててもらっています。縮緬いぼ瓢の成長については7月4日にもお伝えしていましたが、千成の登場は5月15日の「ひょうたん日記」から約3カ月ぶり。窓際のすだれにからみつく葉が涼しげでとても素敵。可愛い実がなっているのも見えますね! おーさきさんによると、暑さのせいかその後成長はとまってしまったとのこと。もう十分頑張ったという気もするけど、もう一花咲いてくれらいいなという気持ちもわいてきます。

夜に花開くひょうたんの甘い香りが伝わってくるような写真④⑤は、8月20日、和泉市のヤマミーさん宅から。ヤマミーさんのお写真も7月3日の「ひょうたん日記」から久しぶりの紹介です。今年は暑すぎたせいか栽培が難しかったとおっしゃるヤマミーさん。早い時期に花が咲いた千成はもうすっかり白くなり、収穫OKに。そして、二度目の花ピークで「遅咲きガール」たちが賑やか。一緒に栽培中のオオマルユウガオのその後も気になります。

写真⑥は東大阪市のフェイ・ターンさんの千成たち(前回登場8月1日)。台風の被害を避けるため8月25日に一部の千成ひょうたんを収穫したそうです。百成ひょうたんには厳重に囲いをつくって守りの体制に入ったそう。どうか大きな被害が出ませんように、祈っています。

前回7月10日にハイブリッドひょうたんの「へうたーん」を紹介した田辺市のともきちさん宅では、8月に入ってから花が咲き始めました。写真⑦は8月15日、⑧は19日。なんと今度の雌花はイプ型……?

そして、本日フェイスブックにアップされた写真が写真⑨であります。いや、これはイプとも違うような?濃い緑色に斑入りなのは、やはり「波平」ゆずりではありますが……。これからこの実がどんなふうに成長し、変化していくのか、目が離せません!

(1218日目∞ 8月29日)

※次回1219日目は奥田亮「でれろん暮らし」9月2日(月)にアップ。

1220日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、9月4日(水)にアップします。