衣装ケースは屋外では使えない
by 奥田亮
先週、桜はもう少し先になると言っていたのですが、「でれろん暮らし」がアップされた4月8日になると斜め向かいの西永寺さんのしだれ桜が急に咲きました。朝方ツボミだったのが、午後なってに一気に開花。あっという間です。それからはあれよあれよとあちこちで桜が咲き始めました。この辺り(北信地域)は、梅と桜が同時に咲くことも多く、春はいきなりやってきます。気持ちが追いつかず、なんだかせき立てられるような気持ちになってしまいます。ひょうたんのタネまきを先週始めておいてよかった。
今年のひょうたんは「大寿」ともう一つ、一昨年できた、首がグンニャリと伸びたチャーミングな百成を植える計画でしたが、グンニャリの首からタネがどうしても出てこず、と言ってその首を切る気にならなかったので、思案の末それは諦めて、去年フェイターンさんが送ってくださった百成(大ひょうたん)のタネがまだ少しあったので、それを植えることにしました。「大寿」と「百成」それぞれ10ポットずつ。合計20ポット。初年度よりは発芽率が悪いと思われるので、そんなにたくさんは発芽しないと思いますが、うちで定植するのは多くて2苗ずつ。余ったらまた瓢活しようと思います。お近くで育てたいと思う方がおられましたら、ご一報ください。
さて、そのひょうたんの苗づくり。プラの衣装ケースをハウスにしていたのですが、衣装ケースの経年劣化は予想以上で、ちょっと手元があたっただけでバリンと割れてしまい、使い物にならないことがわかりました。薄いせんべいを割るように、いとも簡単にバリバリと割れてしまい、底だけを残して壊滅。衣装ケースは屋外では使えないことがわかりましたよ。
でも、底だけになった衣装ケースでは、ハウスの用をなしません。ということで、さらに簡易なハウスとして、透明のビニールシートを斜めがけにすることにしました。日中の気温は20℃を超えることも増えてきたので、シート内は結構な温度になります。これで一気に発芽するといいのですが、13日土曜現在、まだその気配はありません。さてどうなりますやら、でれろん。
(1167日目∞ 4月15日)